こんにちは、リアだよ。
私は14歳のキャバリア・キング・チャールズ・スパニエル。年齢的にはシニア犬だけど、心はいつでもJKなんだ。
最近はね、お昼寝がますます好きになっちゃって、朝ごはんのあとにママの足元でぺたんって寝て、気づいたら夕方なんてこともよくあるの。ママには「ほんと、よく寝るね〜」って笑われるけど…それは安心してる証拠なんだよ? って胸張って言いたい(笑)。
それでもね、おやつの袋のカシャって音が聞こえた瞬間には、シュタッて立ち上がって超反応!
大好きなボーロのためなら、いくらでも若返りスイッチ入っちゃうんだからっ♪
そんな私だけど、実はね、14歳になるちょっと前の春、季節でいうと桜が咲いて少しして、風がだんだんぬるんできたころ。ずっと続いてた軽い咳を気にして病院に行ったら、「心臓病です」って診断されたの。
「僧帽弁閉鎖不全症(そうぼうべんへいさふぜんしょう)」っていう、キャバリアには多い心臓の病気。わたしの心臓の弁がうまく閉じなくなって、血が逆流してるんだって。
最初はね、ママもパパも「あれ?そんなにすごい病気なの?」ってびっくりしてた。だって、ちょっと食欲が減ってきて動かずに寝ている様子を見てちょっと変だな、って程度だったんだ。それでね、病院に行ったんだけど、その時先生がレントゲンを見ながら静かに言ったの。
「心臓が肥大しています。進行度としては中程度。これからは投薬が必要になります」「進行を止めることはできませんが、穏やかに過ごすことはできます」「手術もひとつの選択肢です」
そのときの空気、今でもはっきり覚えてる。ママの手が一瞬止まって、パパが黙ったまま私の背中を撫でてくれた。お姉ちゃんとお兄ちゃんには、帰ってからすぐに連絡がいって、家族全員が私のことを中心に話し合ってくれてた。
わたしはその間、パパの膝の上でぐるぐる丸まって、ただ静かにしてたよ。みんなが深刻な顔してるの、わかってたから。でもね、私は思ったの。「心臓が悪くても、私は私だよ」って。
だって、病気の前と後で、何かが劇的に変わったわけじゃない。まだ息をしているし、何より家族がいて、安心できる場所がある。それが私の日常なんだよ。
確かに、あの日を境に、家族はもっともっと私のことを注意深く見るようになったんだ。寝る時間、呼吸の速さ、ごはんの量。お姉ちゃんなんて、私の寝息をじっと聞きながら寝落ちしちゃったりするんだから(笑)。
手術の話も、もちろん出たよ。でも、みんなで考えて、たくさん話し合って、「手術をしない」っていう道を、うちの家族は選んだの。それがどういう決断だったのか、何を思ってその選択をしたのか、そのあとの生活がどう変わったのか。
それを、このブログで少しずつお話ししていこうと思うの。「病気とともに生きる」って、なんだか特別なことみたいに聞こえるかもしれないけど、私にとっては、「大好きな家族と、いつも通りの日々を送る」ってことなんだ。
もし、これを読んでくれてるあなたのワンちゃんが、私と同じように心臓病って言われて不安になっているなら、そして、手術すべきかどうか悩んでいるなら、うちはこうしてるよ、っていう、ひとつの選択肢として読んでくれたら嬉しいな。
次は、「診断されたあの日」のことを、もっと詳しくお話しするね。あの日、桜の花びらがふわって風に舞ってたの、今でも覚えてるんだ。
心臓病だと診断された日
あれは、春の陽ざしが少しずつ強くなってきたころ。まだ桜の花びらが風に舞ってて、毎年なら「お花見おさんぽ♪」ってウキウキな季節だったのに、その日は、なんだか体が重かったんだ。朝、いつもならキッチンから聞こえるカサッて音で目が覚めて、ママの足元に「はやくー♪」ってすり寄ってくのに、その日は、動けなかった。
「……ん?」
自分でもおかしいって思ったよ。いつもワクワクするごはんの香りも、あんまり感じなくて、食欲がぜんぜん湧かない。しかも体がぐったりしてて、立ち上がろうとすると胸のあたりがバクバクして、呼吸がうまくできない感じ。「はぁ、はぁ…」って、寝たまま浅い呼吸を繰り返すしかなかったの。
ママが最初に気づいた。「リア、ごはん食べないの?…え?息が速い…リア、大丈夫⁉」パパもすぐに飛んできて、私の体を優しく抱き上げてくれた。そのとき、パパの腕の中で思ったんだ、あ、これっていつもの「かわいい抱っこ」じゃない。なんか、急いでる。
「病院、すぐ行こう」
車の中で、私はずっとパパの腕の中。ふだんならお出かけ=テンションMAX!なんだけど、この日は全然そんな気分じゃなかった。車の揺れが胸に響いて、息をするだけで苦しくて、でも、パパの手がずっと私の胸にそっと当てられてたの、覚えてる。
病院についたら、先生がすぐに診察してくれた。体温、聴診器、レントゲン、エコー…たくさんの検査があって、私もママもドキドキしてた。先生は静かな口調で、でもとても慎重に言葉を選びながら、こう言ったんだ。
「リアちゃん、心臓がかなり肥大しています」「僧帽弁閉鎖不全症で、呼吸も困難な様子ですね」「治療するには手術が必要ですが、すぐにはできないので今すぐ利尿剤と強心剤で負担を減らしましょう。」
ママの目に、すーっと涙がにじんだ。パパは黙ったまま、私の頭を撫で続けてた。それまで「ちょっと体調が悪いのかな」くらいに思ってた家族にとって、まさかここまで進行してるなんて、想像もしてなかったと思う。それが、私たちの普通の日常が変わった瞬間だった。
入院はせずに、投薬と自宅でのケアをすることになったんだけど、あの日から私の生活も、家族の毎日も、少しずつ変わっていった。
朝はまずお薬からスタート。ママはお薬をチーズにくるんでくれて、それはそれでちょっと嬉しいけど(笑)、でも「リア、お薬だよ」って声のトーンが、どこか緊張してるのもわかってた。
パパは、お散歩コースを短くしてくれた。前は公園まで行ってたのに、今はおうちの周りをぐるっとまわるだけ。それでもパパは「リア、無理しなくていいよ」って笑ってくれる。私はその笑顔に、すごく救われてたんだよ。
家族みんなが、私の小さな変化にものすごく敏感になった。ちょっとした咳、呼吸のリズム、食べるスピード、眠り方…。お兄ちゃんなんて、夜中でも私の呼吸を確認しに来てくれることがあったくらい。
最初は「そんなに心配しなくても」って思ったけど、でも、家族が私のために時間も気持ちも注いでくれてるのが伝わって、私は少しずつ、心も体も落ち着いてきた。
先生が言ってた手術の話も、家に帰ってから話題になったよ。「どうするべきか」って、家族みんなが真剣に話し合ってくれてた。でもその決断は、もうちょっとあとでお話しするね。
あの日、突然崩れた体調と、突きつけられた「病気の現実」。それは私と家族にとって、新しい冒険の始まりだったんだ。
でもね、「冒険」って聞くとワクワクしちゃうのがリアだから。これからどんな毎日になるのかは不安もあったけど、家族と一緒なら、きっと大丈夫って信じてた。
次は、「手術しないと決めた理由」についてお話しするね。それは、家族みんなの想いが詰まった、大事な選択だったんだよ。
心臓病の手術しないと決めた理由
病院から帰ってきた夜。私はいつものようにパパの膝の上で丸まってたけど、家の中の空気はいつもとちょっと違ってた。
テレビの音はついてるのに、みんな無言。お兄ちゃんはスマホを握りしめたまま黙ってるし、お姉ちゃんも手元のマグカップをじっと見つめたまま。ママは、リビングのテーブルに広げた診断書とパンフレットを見ながら、何度もため息をついてた。
私の診断名は「僧帽弁閉鎖不全症」。お薬で状態を保てるレベルではあるけど、肺に負担がかかりはじめていて、油断はできないって。
そして、先生はこう言ってた。「心臓の外科手術で弁を修復すれば、負担を軽減し、長期的な安定が見込めます。ただし、手術が必ず成功するとは限りません。体力が落ちてきている年齢なので、気になるところですが、選択肢の一つです」
それを聞いた瞬間、家族の心の中に「手術か、それとも…」っていう問いが芽生えたの。私はね、そのときも変わらずパパの太ももにぴったりくっついて、ぬくぬくしてた。手術ってなんだろう? よくわからないけど、なんかみんながすごく悩んでるのは伝わってきた。
パパとママは、その後何日もかけて情報を集めてた。ネットで症例を調べたり、手術を受けたワンちゃんのブログを読んだり、YouTubeの体験談を見たり。お姉ちゃんは英語のサイトまで調べて、海外のキャバリアの治療例を探してた。でもね、どんなに調べても、「これが正解!」って答えは出てこなかった。
ある日、かかりつけの先生が丁寧に説明してくれたんだ。「リアちゃんは年齢的に高齢です。手術自体は技術的に可能ですが、全身麻酔のリスクが大きいことも事実です」「術後の回復にも時間がかかりますし、体への負担も大きいです。リアちゃんの性格や、今の生活の質を考えることが大切です」
そのとき、パパがね、「手術が成功しない可能性があるなら、今すぐ死んでしまうかもしれません。また、手術ができるまで3か月くらいの待機期間があるなら、まずは投薬治療で様子を見て考えればいいような気がします。もし、投薬治療で健康を維持できるなら確実に生きていける投薬治療のほうがいいのではないですか?」
先生はうんうんと頷きながら、こう言った。「それなら、手術をしないという選択も、十分に尊重されるべきです。薬とケアで、できるだけ穏やかな時間を長く過ごすこと、それも立派な治療です」
その言葉に、ママの顔がふっとやわらいだんだ。まるで背中をそっと押されたみたいにね。パパも私をぎゅっと抱きしめながら、「そうだな。リアと、ゆっくり過ごしていこう」って呟いたの。お兄ちゃんもお姉ちゃんも、静かに頷いてた。
手術をしないことは、あきらめじゃない。私を守るために、一番リアらしくいられる道を選んだってこと。それが、私の家族が出した答えだった。
私はそれを聞いて、なんだかとっても安心したんだよ。だって、みんなが私のことをちゃんと見て、考えて、そして今を大切にしてくれてるのがわかったから。それから、家の空気が少しずつあったかく戻ってきた。
ママは「無理しないでね」って声をかけながらお薬をくれて、パパは「今日もかわいいな、リア」って毎日言ってくれる。お姉ちゃんは、お昼寝用の毛布をふわっふわにしてくれたし、お兄ちゃんは時々こっそりおやつをくれる(これは内緒だけどね♪)
手術ってすごく大きな決断だと思う。でもそれだけじゃなくて、「しない」って選択にも、いっぱい勇気と愛情がこもってるって、私は知ってるんだ。
次は、「投薬で過ごす毎日」のことをお話しするね。お薬って言ってもね、ちょっとした工夫で、毎日もぐもぐタイムになっちゃうんだから♡
投薬で過ごす毎日
「リア、ごはんだよ~」お姉ちゃんの声が聞こえると、私はしっぽをふりふりしながらキッチンに向かうの。って言っても、実はご飯の中にお薬が入っているの。お薬はちょっと苦手。いや、だいぶ苦手(笑)。でもね、お姉ちゃんはいつもソフトジャーキーにくるんでくれたり、お気に入りのボーロ委と一緒に口に入れてくれたり、手で口元まで近づけてくれて食べさせてくれたり工夫してくれるんだ。
最初の頃は、「何これ、変な味~!」ってペッて出しちゃったりもしたけど、今ではすっかりもぐもぐタイムの一部。お姉ちゃんの手の中から出てくるお薬入りジャーキーは、私にとって特別なごほうびって感じ♡
私が今飲んでいるのは、利尿剤、強心剤、血管拡張剤の3種類。朝と晩、きっちり時間を守って飲むことが大事らしくて、パパは冷蔵庫にリアスケジュールを貼ってくれてるの。「朝7時:ごはん+お薬」「夜7時:お薬+ごほうび」って、しっかり書いてあるよ♪
お薬を飲み始めてから、最初の数日はちょっとフラフラしたり、おしっこの回数が増えたりして、家族も心配してた。でも、主治医の先生が「体が慣れてくると落ち着いてきますよ」って言ってくれて、ほんとに1週間くらいで安定してきたんだ。
それからは、生活のリズムもだんだん整っていったよ。
朝はママと一緒に起きて、のんびり朝日を浴びながらベランダで深呼吸。そのあとソフトジャーキーに包まれたお薬をパクッとして、ごはんをもぐもぐ。午前中はパパの膝の上でウトウトして、時々「パパ、PC見すぎ~」って言いたくなっちゃうくらい静かな時間(笑)。
午後は少しお散歩にも行くよ。前みたいに公園までは行かないけど、家の周りを10分くらい、ゆっくり歩くの。私の歩幅に合わせて、パパがゆっくり歩いてくれるのがすっごく嬉しい。
夕方になるとお薬の時間が近づいて、お菓子の袋からジャーキーを取り出す音が聞こえると、もう待ちきれなくてソワソワしちゃう♪お薬の後は、お姉ちゃんがなでなでしてくれて、「よくがんばったね~」って言ってくれるの。私はその言葉だけで、なんだか胸の奥がふわっとあったかくなるんだ。
もちろん、毎日がずっと順調ってわけじゃない。湿度が高い日や、気温が急に下がった朝は、ちょっとしんどくて「ふぅ…」ってなっちゃうこともある。そんなときは無理せず、お布団の中でぬくぬくしながら過ごすの。
ママがブランケットを多めにかけてくれて、パパがずっとそばで背中を撫でてくれる。それだけで、私は安心して眠れるんだ。家族のみんなが、私のちょっとした変化にもすぐ気づいてくれるの。
「リア、今日は歩くの少し早いね」とか、「あれ?ごはんのときの目のキラキラ感、ちょっと控えめ?」とか。そんなふうに毎日を見守ってくれてることが、私にとって何よりの安心材料。
お薬って、病気を治すためのものってだけじゃないと思う。私にとっては、今日もちゃんと生きてるよっていう証でもあるんだよね。家族と一緒にいる時間を大切にするための、小さな魔法みたいなもの。それを、朝と晩、きちんと取り入れて、私はリアらしく過ごしてる。
次は、そんな毎日の中で感じたことをお話をするね。病気があっても、私は今をちゃんと生きてるってこと、伝えたいんだ。
心臓病のシニア犬だから伝えたいこと
「リア、今日も元気だね」
「リア、眠そうだね〜」
「リアの寝顔、最高にかわいい…!」
これは、うちの家族が毎日くれる魔法のことばたち。特別な言葉じゃないけど、私にとってはすごく大事で、すごく嬉しいんだ。
それからね、病気になってから、家族が私を見る目がちょっと変わった気がする。優しいのは前からだったけど、もっとずっと丁寧になったというか、私の声にならない声を、ちゃんと聞こうとしてくれてるって感じ。
たとえばね、私が玄関の方をじーっと見てたら、パパが「お散歩行きたいの?」ってリードを手に取ってくれる。でも、私がちょっとだけ目をそらしたら、「あ、やっぱり行かなくていいか」ってソファに戻してくれる。そういうのって、すごく細かいサインだけど、ちゃんと受け取ってくれてるのがうれしい。
お薬の時間もそう。ジャーキーにくるまれたお薬を見て、私がちょっと顔をそむけると、ママがすぐに「今日はボーロに混ぜてみようか?」って言ってくれるの。そうすると、ふわっと甘い香りがして、「うん、これなら大丈夫かも」って気持ちになるんだよ。
そうやって、家族は今の私をちゃんと見てくれてる。「昔の元気なリア」と比べるんじゃなくて、「今日のリアはどんな調子かな」っていう、その一日一日に寄り添ってくれてるの。
私も、家族の声や空気の変化にすごく敏感になったよ。ママがちょっと疲れてるとき、私はそっと足元に座って、何も言わずに寄り添う。パパがため息をついたら、すかさずおなかを見せて「なでて~」ってアピール。お兄ちゃんが夜ふかししてるときは、隣にぴったりくっついて「そろそろ寝ようよ~」って無言の圧(笑)。
そんなふうに、言葉じゃないところで通じ合える関係が、前よりもっと深くなった気がするんだ。
それにね、毎日ちょっとずつできることが減っていくのは、やっぱりちょっと寂しい。前はぴょんと飛び跳ねてベッドの上まで行けたのに、今は途中でバタバタして上がれなくて下で横になっちゃう。夏の夕方に走ってた公園も、今は行くだけで精一杯。
でも、不思議と不満はないの。むしろ、無理しなくていいよって言ってくれる家族がいるから、私は今の自分を受け入れられてる。この間ね、ソファの上でうとうとしてたら、お姉ちゃんが私の耳元でこんなことを言ったの。
「リア、ありがとう。そばにいてくれて。毎日、愛しさが増してくんだよ」ってね。その言葉を聞いた瞬間、私の胸の奥がぎゅってなった。病気になってから、私は家族に心配ばかりかけてると思ってたけど、そんな私の存在そのものが、家族に“幸せ”を届けてるって、はじめて実感できたの。
それからは、どんな日でも今日をちゃんと生きるって決めたんだ。それが、私なりのありがとうだから。たとえ少しずつできないことが増えても、一緒にいる時間の温度は、ずっと変わらないどころか、もっともっとあたたかくなってる。病気が教えてくれたのは、今という時間の尊さと、目に見えない絆の深さなんだと思う。
心臓病でも手術しない選択肢
私が心臓病って診断されたあの日から、季節がひとまわりして、今はもう14歳になったリアです。この一年の間に、たくさんのことが変わったけど、でも、不思議と失ったっていう感覚はないの。
手術をしなかったからって、後悔してると思う?ううん、全然。むしろ、してないからこそ得られた時間がたくさんあるんだよ。
毎朝、ジャーキーに包まれたお薬をもぐもぐしながら、「今日もスタートだね」ってママと笑い合う時間。ゆっくり歩くお散歩道で、風の匂いを感じながらパパの足音に合わせて歩く時間。お姉ちゃんの膝の上でウトウトして、お兄ちゃんの「かわいいな〜リア」って声を聞く時間。
そのどれもが、何よりも尊くて、キラキラしてて、「今ここにいる」っていう実感に満ちてるの。
手術という選択肢を否定するつもりはないよ。それがベストな子もたくさんいるし、成功して元気に過ごしている仲間も知ってる。でも、私たちは違う道を選んだ。それは消極的な決断じゃなくて、いまを見つめたうえでの積極的な選択なんだ。
実はね、先生の言葉が、ずっと心に残ってるんだ。「治すことだけが、治療じゃありません。どう生きるか、誰とどんな時間を過ごすか。それも治療のひとつです」
私、毎日幸せだよ。たまにハァハァしちゃうときもあるけど、すぐそばに大好きな家族がいて、「大丈夫、リアはがんばってるね」って、笑ってくれる。それだけで、私は今日も前を向ける。
そしてね、今、もしあなたの大切な子が病気と向き合っていて、不安でいっぱいになっているのなら、「手術をしない選択」も、ちゃんと愛にあふれた道だよって、伝えたい。
答えはひとつじゃない。大事なのは、愛する子の今を見つめて、その子らしさを守ること。迷いながらも、手を離さず、心を寄せて、いっしょに生きていくこと。それがきっと、どんな選択にも意味を与えてくれるんだと思う。
私はこれからも、のんびり、ゆっくり。リアらしく、毎日を生きていくよ。だって、私はまだまだ「キャバリアふわふわ組」の現役JKなんだからねっ♡
リアより
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