キャバリアは本当に飼いやすい?14年家族と一緒に暮らしたシニア犬が伝える5つの真実

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リア

こんにちは、リアだよ。

ねぇねぇ、「キャバリアって飼いやすい犬種なんでしょ?」って、よく聞かれるの。たしかに、私たちって見た目はかわいくて、性格もおっとりしてるって言われるけど、ほんとのところ、どう思う?

うちはね、パパ・ママ・お兄ちゃん・お姉ちゃん、そして私「リア」の5人家族。

14年前にお姉ちゃんとお兄ちゃん、そしてママに一目惚れされて、うちにやってきたのが始まりなの。最初はちっちゃなベビーだったけど、今では立派(?)なシニアレディ。毎日、心臓のお薬を飲みながらも、パパのそばでぬくぬく過ごしてるよ。

この記事では、そんな私が「キャバリアって本当に飼いやすいの?」っていう疑問に、本音で答えていくね。

フワフワの毛のこと、お留守番のこと、病気のこと、実際に暮らしてみないとわからないことって、いっぱいあるよね。

これからキャバリアをお迎えしようか迷っている人、今一緒に暮らしているけどちょっぴり不安な人、そんなあなたに向けて、私の14年の犬生をぎゅっと詰め込んでお話しするね。

いつでもそばにいたいの。甘えん坊な私の性格

私、リア。14歳のキャバリア・キング・チャールズ・スパニエル。

人にはよく「甘えん坊さんだね〜」って言われるんだけど、うん、それ、正解。だって、私は家族がだいすきなんだもん!

朝、パパが目を覚ましたとき、私はもう起きてるよ。

お布団の中からそっと顔を出して、「今日も一緒にいられる?」って目で聞くの。パパが「おはよう、リア」って頭をなでてくれると、しっぽがうれしくて自然にふりふり。あの瞬間が、私の一日のスタート!

キャバリアって、「ベロクロドッグ」って呼ばれることもあるんだって。ベロクロってあれでしょ? マジックテープのことでピタッと面でくっつくやつ!

うん、まさにそれ。私はパパのあとをついて回るのが大好きなの。トイレ?行くよ。キッチン?もちろん一緒!お昼寝?ひざの上が指定席♪

でもね、これってただの甘えじゃないんだよ。私たちキャバリアは、人と一緒にいることで安心できる性格なの。だから、誰かのそばにいられるって、それだけで幸せなんだよね。

お兄ちゃんやお姉ちゃんが学校から帰ってくると、玄関まで猛ダッシュ!

「おかえり〜!ずっと待ってたよ!」って、尻尾が止まらない。ママが買い物から帰ってきたら、エコバッグのにおいをチェックして、「何買ってきたの〜?私のは?」っておねだりしちゃうの。

そんな風に毎日一緒に過ごしてきたから、私は「家族の空気」を読むのが得意になったよ。

パパがちょっと元気ないときは、そっと隣に寄り添って黙って座ってるの。「リア、おまえはやさしいな」って頭をなでてもらえると、心がポカポカするんだ。

でも、こんなに甘えん坊な私にも、ちょっぴり困ることがあるんだ。それは、お留守番。これだけはどうしても苦手。

家族が全員出かけちゃって、部屋に私だけ残されると、玄関の方を見ながらじーっと待ってるの。

テレビもついてないし、においもしない。静かすぎて、胸がドキドキするの。ときどき、不安でクンクン鳴いちゃうこともある。

パパとママはそんな私のことをちゃんとわかってくれてて、「今日は長くなるけど、必ず帰ってくるからね」って声をかけてくれるの。

出かけるときには私の大好きなタオルやおやつを置いていってくれるし、帰ってきたら、ぎゅーって抱きしめてくれるんだ。

私たちキャバリアはね、人と一緒に過ごす時間がなによりのごほうび。だから、ひとりぼっちが長く続くと、心がぽっかりしちゃうんだよ。

これからキャバリアをお迎えしようと考えてる人がいたら、「この子はたくさんの愛情を求めてる」ってことを覚えておいてね。

毎日たくさんの時間を一緒に過ごして、いっぱい話しかけてあげて。そうすれば、私たちは全身で「だいすき」って返すから。

人と一緒にいる時間が長いおうち、ひとりの時間を少なくできる暮らし、それが私たちキャバリアにはとっても向いてると思うの。

甘えん坊って聞くと、「わがままなの?」って思う人もいるかもしれないけど、私にとっては、「大切な家族と心を通わせたい」っていう気持ちのあらわれなんだ。

だから、たくさん話しかけてほしいし、目を見て名前を呼んでくれるととってもうれしいの。

ねえ、あなたが誰かに「甘えん坊だね」って言われたら、どんな気持ち?ちょっと照れるけど、嬉しくない?私も同じなんだよ。

甘えん坊な私の性格、どうだったかな?「飼いやすい」って言われる理由のひとつは、きっとこの愛情深さにあるんじゃないかって思うの。

いつでも誰かのそばにいたくて、どんなときも「だいすき」って伝えたくて、その想いが通じると、もっともっと幸せになれるんだ。

しつけって難しい?私は褒められて育ったよ

「リア、おすわり!」ってパパが言うと、私はぴたっと座っちゃうの。

ふふっ、ちょっと自慢しちゃったけど、これって子犬のころからいっぱい練習してきたからなんだよ。最初はね、「おすわり」って言われても、「それって何?」って感じだったの。

でも、パパが優しく何回も教えてくれて、できたときにはにっこり笑って「すごいぞ、リア!」ってほめてくれたの。それがうれしくて、私、何度でも頑張っちゃった。

私たちキャバリアって、人に褒められるのが大好きなの。

「いい子だね」「えらいね」「かわいいね」って言われると、うれしくてしっぽが止まらない!

だからね、怒られるよりも、優しく声をかけてもらったり、ごほうびをもらったりする方が、断然やる気が出るんだよ。

しつけって、人間にとっては「ルールを覚えさせること」かもしれないけど、私にとっては、「家族とのコミュニケーション」だったんだ。「この言葉のときは、こうするとママが喜ぶんだな」って覚えていく感じだね。

それってまるで、人間の言葉をちょっとずつ理解していくみたいで、すごく楽しかったよ。

それからね、お兄ちゃんが小さかったころ、よく一緒に「まて」の練習をしたの。

私がフードを目の前にしてもじーっとがまんしてると、お兄ちゃんが目をキラキラさせて「リア、すごい!」ってほめてくれてね。私、そのたびに「もっとがんばろう」って思えたの。

でもね、失敗しちゃうときもあったよ。「トイレここじゃないでしょ~」って言われて、しょんぼり。

でも、怒鳴られたり叩かれたりなんて、一度もなかったの。ママは優しく「こっちがトイレだよ」って教えてくれて、上手にできたときは、いっぱいなでなでしてくれたんだ。

キャバリアはね、基本的にしつけのしやすい犬種って言われてるんだって。

覚えが早いし、人の話をよく聞くし、空気も読むし。だから、「褒めて伸ばす」タイプにはぴったりなんだと思うな。

私のまわりにも、キャバリアのお友だちがいるけど、みんなやっぱり「人が大好き」で、「怒られるのが苦手」って子が多いの。

だから、しつけのときは焦らず、優しく、何度でも教えてくれる人がいるとすごく安心できるよ。

それに、しつけって「できるようになること」が目的じゃなくて、「できるようになるまで一緒に過ごす時間」こそが、私にとっては宝物だったな。

パパがよく言うの。「リアは空気が読めるし、指示もすぐ覚えるし、ほんとにかしこいなあ」って。

でもね、それって私ががんばったからだけじゃなくて、パパがたくさんの愛情と時間をくれたからだと思ってるよ。

私たちキャバリアって、とても繊細で、人の気持ちに敏感。だから、強く叱られたり、無視されたりすると、心がしぼんじゃうの。でも、逆に愛情いっぱいで接してくれたら、どんどん「いい子」になっていくよ。

しつけがうまくいかないときもあるかもしれないけど、「この子はわかろうとしてるんだ」って思って、根気よく付き合ってくれたら、きっといつか心が通じると思うの。

だって、私たちは家族のことが大好きだから。

ねぇ、あなたが「この子は大切な存在」って思ってくれたら、私たちは全身でその気持ちに応えるからね。

毛がふわふわってよく言われるけど、お手入れは必要?

「わあ、ふわふわでぬいぐるみみたい!」って、初めて会った人にいつも言われるの。でもね、この毛並み、ただのかわいさ担当のアイテムじゃないんだよ!

私たちキャバリアのチャームポイントは、この長くて柔らかいシルキータッチの毛。特に耳の飾り毛とか、しっぽのふわふわとか、「エレガント~♡」って褒められるの。でも、この毛、放っておくとすぐに毛玉になっちゃうんだ!

ママは週に何回も私の毛をブラッシングしてくれるよ。小さいころはブラシを見ると逃げちゃってたけど、今では「ブラッシングしよっか〜」って言われると、自分からごろんってお腹を見せちゃうくらい。

だって、ブラッシングのあとの毛並みって気持ちいいし、なによりママが「リア、きれいになったね〜♡」って褒めてくれるのがうれしいんだもん。

特に注意が必要なのはね、耳の裏、わきの下、おしりの周り。ここは毛玉ができやすいんだ。毛玉をそのままにしておくと、皮膚が赤くなったり、かゆくなったりしちゃうから、定期的に丁寧にといてあげるのが大事なの。

あとね、季節の変わり目になると、毛の抜けかたがすごい!

お家の床に私の毛がふわふわ舞ってることもあるから、ママはその時期、いつもよりこまめにブラシしてくれるよ。そのおかげで、私もスッキリするし、お家もきれいになるんだって。

そうそう、毛だけじゃなくて、耳と目のケアも欠かせないよ。

私の耳、長くて可愛いでしょ?でもね、風通しが悪いから蒸れやすいの。一度、耳の中が赤くなって病院に行ったことがあって、それからは、ママが毎日ティッシュでそーっと拭いてくれるようになったの。

耳掃除ってちょっとくすぐったいけど、気持ちよくてウトウトしちゃうんだ。

後、それからね、目も、しょぼしょぼしたり、涙やけになったりすることがあるから、目ヤニが出たらすぐに拭いてもらってるよ。

私たちキャバリアって、目が大きくてうるうるしてるからこそ、ケアがすごく大事なんだって。

そして忘れちゃいけないのが、定期的なシャンプー!

うちは1か月に1回、お風呂の日があるんだ。パパとママが一緒に洗ってくれて、ドライヤーでふわっふわにしてくれるの。

ちょっと大変だけど、終わった後は「きれいになったリア」が鏡に映ってて、なんだかうれしくなるんだよね♪

でもね、忙しいときや大変なときは、トリミングサロンに連れて行ってもらってるから、そういうのもありだと思うな。

プロの人に任せれば、耳の中まできれいにしてもらえるし、爪切りとか肛門腺しぼりとか、おうちではちょっと難しいことも安心だもんね。

お手入れって、ちょっと手間がかかるって思う人もいるかもしれない。

でも、それって私たちが「きれいで元気でいるため」に必要なことだし、何より、その時間は家族と心を通わせる大事な時間になってるんだ。

私はママとのブラッシングタイムがだいすき。なでなでされながら、今日あったことを心の中で報告するの。

「お姉ちゃんが新しいお洋服買ってたよ」とか、「パパ、お昼寝してたよ」とかね。ママはそんな私の気持ちを受け取ってくれてる気がするんだ。

だから、「キャバリアは飼いやすい?」って聞かれたとき、私はこう答えたいの。

「毛並みのお手入れはちょっとだけ大変かも。でも、そのぶん毎日きれいだね、かわいいねって言ってもらえるよ!」

毎日のちょっとしたお手入れが、私たちキャバリアの魅力をもっともっと引き出してくれるの。

だから、もしこれからキャバリアと暮らすなら、そのふわふわタイムをいっぱい楽しんでほしいな。

おさんぽ大好き!でも無理な運動はいらないよ

「リア、おさんぽ行くよ〜!」

この言葉を聞いたら、どんなにぐっすり寝てても、パッと起きちゃうんだ。おさんぽって、私の1日の中でいちばん楽しい時間かもしれない。

外の空気、季節のにおい、道ばたの草の感触、知らないわんこの声、全部が新鮮で、わくわくしちゃうの。

でもね、私たちキャバリアにとって、おさんぽはね、運動やエクササイズっていうより、心をリフレッシュする時間って感じなんだ。

私の場合、朝と夕方に1日2回のおさんぽ。時間はそれぞれ10分くらい。特にシニア犬になってからなんだけど、無理なく、のんびり歩ける距離でちょうどいいんだよ。

途中でにおいをクンクンかいだり、「この葉っぱ、昨日もあったかな?」って確認したり、たまにパパと小走りしたりしながら、マイペースに進むの。これがほんとに楽しいんだ~♪

子犬のころはもう少し元気に歩いてたけど、今はシニアだから、ゆっくり・のんびり・こまめに休憩っていうスタイルになったよ。

「リア、ちょっと疲れた?ここでひとやすみしようか」ってパパが公園のベンチに座ってくれて、その隣にちょこんと座る時間。

風がふいて、木がゆれて、遠くから子どもたちの声が聞こえて、ってね、そんな何でもない時間が、すごくすごく幸せなんだよ。

キャバリアはね、基本的には運動量はそこまで多くなくても大丈夫な犬種なんだって。

大型犬みたいに毎日ドッグランで走り回ったり、アジリティトレーニングをこなしたりする必要はないの。むしろ、激しすぎる運動は心臓に負担がかかるから、ほどよい運動が、いちばん健康にいいんだって先生も言ってたよ。

ただし、ずっとおうちにこもってばかりはダメみたい。

体を動かすことで筋肉もキープできるし、何より「お外って楽しい!」って気分転換になるから、おさんぽは毎日ちょこっとでも続けるのが理想的なんだって。

あとね、シニアになると地面の温度にも敏感になるの。夏のアスファルトはあっつあつで肉球がやけどしちゃうし、冬の寒い日には震えちゃうこともあるから、パパとママはいつも時間帯や服装に気を配ってくれるの。

夏は早朝や夕方に行くようにしてくれて、冬はセーターやあったかいベストを着せてくれるんだ。お洋服、最初はちょっと苦手だったけど、いまではすっかりファッションわんこになっちゃった。

雨の日はね、無理して行く必要はないと思うの。そんなときは、家の中でボールをころがしてもらったり、知育おもちゃで遊んだりして、ちょっとだけ運動不足解消してるよ。

実は、私たちって遊ぶことも大好き!ぬいぐるみの引っ張りっことか、
おやつを探すゲームとか、頭を使う遊びも意外と得意なんだよ。

でね、おさんぽも遊びも、「一緒に楽しむこと」がポイントだと思うんだ。誰かと一緒に過ごす時間があると、それだけで私たちは元気になれるから。

だからね、これからキャバリアをお迎えする人には伝えたい。たくさん歩かせる必要はないけど、一緒に歩いてくれる人がいることが何より大切なんだって。

ゆっくりペースでいいの。においをかぎながら、おしゃべりしながら、ときにはベンチでお茶休憩しながらのおさんぽ。それがキャバリアにとって最高の運動であり、幸せな時間なんだよ。

ねぇ、あなたは今日、空を見上げた?私は今日のおさんぽで、ちょうちょを2回も見つけたよ。そんなちいさな発見を、一緒に楽しめる相棒がいるって、すごく素敵なことだよね。

キャバリアには特別なケアが必要なこともある

えへへ、それからね、ちょっと言いにくいけど、私、心臓が弱いの。

正式な名前は「僧帽弁閉鎖不全症(そうぼうべんへいさふぜんしょう)」っていうんだって。長いでしょ?でも、キャバリアではよくある病気らしいの。

実際、私のキャバリア友だちも、けっこうこの病気になってる子、多いんだよね。

私は去年の春をすぎたころに、かかりつけの先生に「心臓の音に雑音があるね」って言われて、それから定期的に病院でエコー検査を受けるようになったの。

病院って、最初は怖かったけど、今では先生たちもみんな優しくて、ちょっと好きかも。

今はお薬を毎日飲んでるよ。朝ごはんのあとと、夜ごはんのあとにパパが「リア、おくすりタイムだよ」って教えてくれるの。

お薬って聞くと嫌がるわんこもいるけど、私はぜーんぜん平気。
だって、お薬はジャーキーに包んでくれるし、おやつみたいなんだもん。

お薬を飲むようになってからは、咳が出ることも減ったし、息切れも少なくなって、だいぶ楽になったの。

ちゃんと治療してれば、長生きできるよって先生が言ってくれて、それを聞いたパパとママ、うれしそうに私の背中をトントンしてくれたのが忘れられないな。

でもね、キャバリアって、心臓だけじゃなくて他にも注意したい病気があるんだよ。

たとえば、脊髄空洞症(せきずいくうどうしょう)っていう、背骨の中に液体がたまって痛みが出ちゃう病気。

背中を触られるのを嫌がったり、首をかしげて何度もかいたりする子は、もしかしたらこれかもしれないから、気づいたら早めに病院へ行ってね。

あと、膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)とか、目の病気(乾性角結膜炎とか白内障)も気をつけなきゃいけないんだ。

私もね、目がちょっと乾きやすくて、点眼薬を使ってるの。目薬って最初はビックリしたけど、慣れるとぜんぜんへっちゃら!

ママが「目きれいにしようね〜」って優しくしてくれるから、私もリラックスして受けられるよ。

それから、もうひとつ大事なこと。それは分離不安っていう、ちょっと心の病気のこと。

キャバリアって、家族への愛が深いぶん、ひとりぼっちが苦手なの。長時間のお留守番が続いたり、急に生活環境が変わったりすると、不安でごはんが食べられなくなったり、ソワソワしたりすることがあるんだよね。

私も、パパが出張で数日いなかったとき、夜になると不安で眠れなくなっちゃった。でも、ママがそばで寝てくれて、「リア、大丈夫だよ」ってずっと声をかけてくれて。そのおかげで、少しずつ落ち着いて眠れるようになったの。

私たちキャバリアには、体の健康だけじゃなくて、心のケアも必要なの。だから、いろんな病気のことを知ってくれて、ちょっとした変化に気づいてくれる人が家族にいてくれると、私たちは安心して暮らせるんだ。

「キャバリアは飼いやすい」って、よく言われるけど、それは健康のこと、気持ちのこと、日々のケアなんかをね全部をちゃんと見守ってくれる家族がいるからこそなんだよ。

病気があってもね、私たちは「今日も一緒に過ごせる」っていうだけで、毎日うれしいの。

お薬を飲むことも、目薬をさすことも、病院に行くことも、全部大好きな人たちとこれからも一緒にいたいから頑張れるの。

リアのお願い。

もしあなたがキャバリアと暮らそうと思っているなら、どうか「かわいい」だけじゃなくて、「支えていく覚悟」も持っていてほしいな。

それがあれば、私たちは何倍も愛情を返すよ。だって、キャバリアって、そういう犬種だから。

飼いやすいって、本当?リアが伝えたい真実のキャバリアの姿

キャバリアって、見た目はかわいくて、性格はやさしくて、「飼いやすい犬種です」って、いろんなサイトや本にも書かれてる。

でもね、私は14年一緒に家族と暮らしてきて、こう思うの。「飼いやすいかどうかは、どれだけ心を通わせられるか次第だよ」って。

たしかに私たちは人が大好きで、しつけもしやすくて、運動量もそこまで多くない。だけどそのぶん、たくさんの愛情を必要とする犬種でもあるの。

毛のお手入れ、体調の管理、心のケア、どれも「ちょっとだけ手がかかる」かもしれないけど、それを大変と感じるか、いとしい時間と感じるかで、毎日はまったく違ってくるんだ。

私は幸せだよ。

毎日パパやママに見守られて、安心して眠れるおうちがあって、お兄ちゃんやお姉ちゃんと笑い合って、時々ちょっとワガママも言って、そんな毎日が、ほんとうにわたしの宝物なの。

これからキャバリアと暮らそうと思っているなら、「飼いやすいかどうか」だけじゃなくて、「この子とどんな風に一緒に生きていきたいか」を、ぜひ考えてみてね。

だいすきな人と、ずっと一緒にいたい。それが私たちキャバリアの、いちばんの願いだから。

リアより

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