犬がアボカドを食べたらどうなるの?誤食・中毒・応急処置まで、知っておきたい危険とその処置の話

シニア犬の日常

こんにちは、リアだよ。

ねえ、あなたのおうちではアボカドって食べてる?パパたちはよくサラダやトーストにのせて食べてるんだけど、なんだかクリーミーで、ちょっといい匂いがするんだよね。

私もこっそりちょーだいっておねだりしちゃったこと、何度もあるの。だって、アボカドって美味しいだけじゃなくて、ヘルシーじゃないの?って思ってたんだ。

でもね、ある日、パパが急に言ったの。リア、それはダメだよ。アボカドは犬に危ないんだってって。えっ、そうなの!?って思った私は、ちょっと不安になっちゃった。

だって、私たち犬にとって、おいしそうなものは、ぜんぶたべてもいいものだと思ってたから。

それでね、パパと一緒にいろいろ調べてみたの。どうしてアボカドが危ないのか、どこがダメなのか、もし食べちゃったらどうすればいいのかって気になるところを探ってみたんだ。

今日はそのことを、あなたにもお話ししたいなって思ったの。私たちの体は、人間のみんなとはちょっと違う。だからこそ、あなたに知っておいてほしいことがあるんだ。

あなたのお友達が、アボカドを間違って食べてしまわないように、そして、もしものときにも慌てないようにしてほしいんだ。大切なことだから、一緒に見てくれたらうれしいな。

  1. あなたの飼っている犬がアボカドを食べちゃった!そんなときまず知ってほしいこと
  2. アボカドにひそむ危険ってなに?ペルシン・脂肪・種のそれぞれのリスクをお話しするね
    1. アボカドに含まれる「ペルシン」ってなに?
    2. アボカドの脂肪分は意外と大きなリスク
    3. 一番危険なのが種
    4. 危険度をまとめるとね…
  3. もし誤食したらどうなるの?嘔吐・下痢から重症例まで、起こりやすい症状
    1. 最初に気づきやすい症状は「吐く」「下痢」「よだれ」
    2. 元気がない、眠りがち、歩きたがらない。そんな行動の変化も大事なサインなの
    3. ●食べてから数時間〜翌日に出ることがある膵炎の炎症のサイン
    4. 葉や皮を食べた場合に出ることがある、ペルシンによる症状
    5. そして最も危険なのが腸閉塞や窒息につながる大きな種
    6. 症状の出方は「体質」「年齢」「食べた量」で大きく変わるよ
    7. 症状が出るタイミングも知っておくと落ち着ける
  4. 誤食に気づいたときの応急処置。あなたにすぐにしてほしい判断と行動
    1. まずは、何を・どれくらい・どのタイミングで食べたかを確認しよう
    2. 吐かせればいいと思っても絶対に自己判断で吐かせないで
    3. あなたのお友達の今の状態をしっかり観察してみてね
  5. 種がない、皮が消えているなど少しでも疑わしいなら即病院に相談してね
    1. 誤食から2〜3時間以内なら、病院で吐かせる処置ができることもあるよ
    2. 病院に電話するときに伝えるといいこと
    3. 様子を見るときに必ずしてほしいこと
    4. 病院に行くべき状況のまとめ
  6. 動物病院ではどんな処置が行われるの?検査・治療・入院の可能性まで
    1. 病院に着いたら最初に行われるのは問診
    2. 体の状態を確認するための身体検査
    3. 嘔吐している、膵炎の可能性があるって場合は血液検査をすることが多い
    4. 種の誤飲が疑われる場合はレントゲンや超音波で確認
    5. 誤食してすぐだったら、病院で安全に吐かせる処置ができる
    6. 胃腸の炎症や膵炎の可能性があるときの治療
    7. 種を飲み込んだ場合は内視鏡や手術が必要なこともある
    8. 入院が必要になるケースもある
    9. 治療費についても少し触れておくね
    10. 病院に行くべきか迷ったときは、迷わず病院に相談
  7. シニア犬や心臓病持ちの私たちは特に気をつけてほしいの。リアが語る危険の理由
    1. 年齢を重ねるとちょっとの負担に体が反応しやすくなる
    2. シニアになると脂肪分の多い食べ物が特に負担になる理由
    3. 心臓病を持っているお友達は負担の積み重ねに注意
    4. 腸閉塞はシニア犬にとって致命的な問題
    5. シニア犬はいつもと違う状態を見逃さないでほしいの
    6. 結局のところ、シニア犬にとっての一番の安心はあなたの判断
    7. あなたのお友達を守るために今日からできるアボカド誤食の予防と暮らしの工夫
    8. アボカドを見える場所に置かないことが一番の予防
    9. 高い場所に置いても油断しない
    10. 皮や種はゴミ箱に捨てたあとも要注意
    11. キッチンに入れないゾーン管理もすごく役に立つの
    12. アボカドを食べている時は、落ち着いて距離を取る習慣を作る
    13. 家族みんながアボカドは危険を知っておくことが本当に大事
    14. お散歩中にも意外と誤食が起きる
    15. 誤食しない環境を作るという考えが何より大事
    16. 今日からできる簡単なチェックリスト
  8. おわりに

あなたの飼っている犬がアボカドを食べちゃった!そんなときまず知ってほしいこと

あなた、もし今ちょっと焦ってここに来てくれたんだとしたら、まずは深呼吸してほしいの。アボカドって聞くと「犬には危険!」って強く言われることが多いから、驚いてしまう気持ちはすごくよくわかるよ。だって私たちって、ちょっとした食べ物でもお腹を壊したり、思わぬトラブルにつながることがあるものね。あなたのお友達を大切に思う気持ちが、こんなにも強くて真剣だから、不安になるのは当然だと思うんだ。

でもね、最初に知ってほしいことがあるの。それは、アボカドを少し食べたからといって、すぐに命に関わる状態になるわけではない、ということなんだよ。

もちろん安全ってわけじゃないし、注意は必要だよ。でも、食べた量や部位によって、危険性は全然違うの。同じアボカドでも、果肉なのか、皮なのか、種なのか、葉っぱなのかで、体への影響が大きく変わるの。そこを冷静に見ることが、あなたにまず知っておいてほしい大事なポイントなのよ。

私ね、これまでいろんなお友達を見てきたし、パパやママが獣医さんとお話してくれた内容も耳にするから、あなたに今のうちにしっかり伝えておきたいの。アボカドについて誤解されていることって意外と多くて、必要以上に怖がらなくてもいい部分と、逆にもっと注意した方がいい部分があるの。それがごちゃ混ぜになって、あなたが悩まされちゃうのはつらいものね。

まずね、私たちがアボカドで問題になりやすいのは大きく分けて三つ。
ひとつ目は「ペルシン」という成分。
ふたつ目は「高い脂肪分」。
そして三つ目は「種による窒息や腸閉塞」。

でも、この三つのうちどれが関係するかは、食べた部位や量によって違うの。例えば、果肉をほんの一口だけだったら、多くの場合は大きな問題にならないこともあるのよ。でもね、同じ果肉でも脂肪が多いから、体調が弱っている子やシニア期のお友達、もともと膵臓が弱いお友達には負担になりやすいの。少量でも油分に反応しちゃうデリケートなお友達だっているし、そういう場合は注意が必要になってくるのよね。

それとね、アボカドの皮や葉っぱ、茎なんかは果肉よりもペルシンの濃度が高いって言われているの。だから植物そのものをかじるのが好きなお友達の場合は、そこが要注意ポイントになるんだよ。

あなたのお友達がもしお散歩中にアボカドの木の落ち葉をかじっちゃったとか、家庭菜園の横で落ちた実に興味を持っちゃったとか、そういうケースなら、果肉よりもずっと気をつけて見ていてほしいの。

そして最大の問題が「種」なの。

アボカドって大きな種が真ん中に入っているでしょ?あれを口に入れちゃうと、歯で噛み砕けなくて丸呑みになりやすいの。丸呑みしたらどうなると思う?胃や腸に詰まってしまうことがあるのよ。それって本当に危ない状態で、すぐに病院で処置が必要になることもあるんだよね。

私のお友達のコロンくんなんて、昔ちょっと似たような形のオモチャを飲み込んじゃったことがあって、ママが大慌てで病院に連れて行ってたの。見ていて私もドキドキしちゃったけど、それくらい詰まるっていうことは怖いんだよ。

だからね、あなたにまず知っておいてほしいのは、アボカドを食べたら危険な状態になるんじゃなくて、何をどのくらい食べたかで危険性が変わる、ということなの。これを知っているだけで、落ち着いて判断ができるから、あなたのお友達にとっても嬉しいはずだよ。

例えば、あなたのお友達が食べちゃったのが
・果肉をほんのひとかけ
・皮を少しなめた
・パパが目を離したすきに少しだけかじっちゃった
そんな状況だったら、多くの場合は急激に危険になることは少ないの。もちろん注意はした方がいいけど、慌ててしまう必要はないのよ。

逆に、
・種を誤って飲み込んだかもしれない
・皮ごと大量に食べた
・アボカドを丸々盗み食いした形跡がある
・食べたあとにすぐ嘔吐しはじめた
・元気がなくなっている
こういう場合は早めに動いた方が、あなたのお友達を守ることにつながるの。

そしてね、あなたのお友達がシニアだったり、心臓や膵臓に問題を抱えていたりすると、少量でも反応が強く出ちゃうことがあるから、若い子と同じ基準で考えない方がいいの。私も15歳で心臓病のお薬をずっと飲んでいるから、若いころとは違うのをよく知っているの。だからこそ、あなたの不安に寄り添って、一緒に考えていきたいと思っているの。

大事なのは、知っているかどうかで結果が変わるってこと。あなたが落ち着いて状況を把握できれば、必要なときに正しい行動ができるし、何もなかったとしても安心できるよね。それってあなたのお友達にとっても、すごく幸せなことなんだよ。

このあと私が説明していく内容は、あなたが冷静に正しい判断をするための道しるべになるように、一つひとつ丁寧に話していくつもりだよ。あなたのお友達の様子や、食べた量、体調の変化を思い浮かべながら読んでいってほしいの。あなたが大切に思っているその気持ちが、きっと一番大きな安心につながるからね。

それじゃあ次は、アボカドのどんな部分が危険で、どうして私たちに影響するのかを、もっと詳しく話していくね。続けて聞いてくれると嬉しいな。

アボカドにひそむ危険ってなに?ペルシン・脂肪・種のそれぞれのリスクをお話しするね

さっきね、「アボカドの危険は三つあるよ」ってあなたにお話ししたでしょ?ここからは、その三つの危険、つまり
・ペルシン
・高脂肪
・大きな種
この三つについて、もっとちゃんと知ってもらいたいから、ひとつずつ丁寧にお話ししていくね。

あなたのお友達がアボカドを食べたとき、どれが問題になるのかを理解しておけば、焦らずに判断できるようになるし、万が一のことがあっても冷静に対応できるようになると思うの。

私もね、いろんな食べ物に興味があるから、危ないものは前もって知っておきたいって思うんだ。あなたもきっと同じ気持ちだから、こうして私の話を聞いてくれてるんだよね。それじゃあ、まずは、ペルシンの話から始めるね。

アボカドに含まれる「ペルシン」ってなに?

ペルシンって聞くと、ちょっと毒のように感じるかもしれないけど、もともとはアボカドの木が自分の身を守るために持っている成分なの。
アボカドは、葉っぱにも茎にも皮にも果肉にも、このペルシンを持っているのね。特に、葉っぱや皮に多く含まれているって言われているの。

じゃあペルシンって、私たち犬にとってどんな風に影響するのかって気になるよね。

結論から言うと、犬の場合は、すごく強い毒というわけではないけれど、安全ってわけでもないっていうのが正しいの。ちょっと難しい言い方になっちゃうけど、犬はペルシンに対する耐性がある程度あると言われているから、ほんの少し果肉を食べたくらいで急激に中毒になるケースは多くないの。でも、それはあくまで重症になりにくいとされているって意味であって、危険じゃないという意味じゃないんだよ。

特に怖いのは、
・皮
・葉っぱ
・茎
・種
こういう、果肉以外の部分なの。あなたのお友達が、お散歩中に落ちていた実の皮をガジガジ、とか、庭の木の葉っぱを噛んじゃった、とかみたいなことがあると、果肉よりもペルシン量が多いから、消化器症状や気分不良が出ることがあるんだよ。

それとね、ペルシンは体の中で特定の臓器に影響を出す場合があるの。特に心臓や呼吸器に関わる悪影響が理論上は考えられているんだけど、犬の場合は人間ほど強く反応しないから、ほとんどが吐き気や下痢、食欲低下などの消化器症状なの。でもね、あなたのお友達がシニアだったり、心臓に持病を抱えていたりすると、軽い症状でも体に負担がかかることがあるのよ。

私も心臓のお薬を毎日飲んでいるからわかるんだけど、心臓って少しのことで負担が変わるものなのね。だからこそ、あなたのお友達の状態に合わせて慎重に判断してほしいっていつも思っているの。

アボカドの脂肪分は意外と大きなリスク

あなたはアボカドって森のバターって呼ばれているのを聞いたことある?それくらい脂肪が多い食べ物なの。でもその脂肪は人間には健康にいいって言われることが多いんだよね。だから人間の世界では人気者なんだけど、私たち犬の身体は人間と同じようにはできていないの。

私たちが高脂肪の食べ物を食べると、胃や腸だけじゃなくて膵臓という臓器にも負担がかかっちゃうの。膵臓ってね、消化を助けたり、体のバランスを整える大事な役割を持っているの。でも高脂肪の食べ物を大量に食べると、膵臓が急に働きすぎてしまって炎症を起こすことがあるのよ。それが、膵炎っていう怖い病気につながるの。

膵炎ってね、軽いときはちょっとお腹を痛がったり、吐いたりするくらいなんだけど、ひどいと命に関わることもあるの。特にシニア犬の場合、膵臓が若いころほど元気じゃなくなってきていることが多いのね。だから若い子なら何ともなくても、あなたのお友達が年齢を重ねていたら、少ない量でも反応が出ることがあるの。

私のお友達のルナちゃんも、食べ物に繊細なタイプで、脂っこいものはすぐ胃にくるから、昔はちょっとの量でも調子を崩してたときがあったの。
だからアボカドみたいに脂肪が多い食べ物は、ほんのひとかけでも影響が出やすいお友達もいるんだよって、あなたに知っておいてほしいの。

一番危険なのが種

アボカドの真ん中にある種、あなたも見たことあるよね?あれってすっごく大きくて丸くて、犬からしたらボールみたいに見えちゃうの。私たち犬って、丸いものを見るとつい興味が出ちゃうときってあるじゃない?特にやんちゃなお友達だと「これ転がるじゃん!」って思って口に入れちゃうことがあるの。

でもね、あれは本当に危険なの。理由は二つあって、
・噛み砕けない
・そのまま呑みこむと詰まる
っていうところなの。

あれだけ大きいのに、表面がツルッとしているから、歯でしっかり掴めないし、噛み砕こうとしても滑っちゃうのね。で、そのまま喉の奥に入っちゃうと詰まるんだよね。喉で詰まってしまったらすぐに命の危険になるし、もし喉を通過しちゃっても今度は胃や腸のどこかで引っかかる可能性があるの。

胃や腸が詰まるとどうなるかというと、食べ物が通らなくなったり、腸がねじれたりして、大きな痛みや危険が起きてしまうの。こうなると、動物病院でレントゲンや超音波を撮って、場合によっては内視鏡か手術で取り出す必要が出てくるんだよ。

あなたのお友達がもし、アボカドがあった形跡があるのに種が消えてる、なんて状況だったら、これは緊急性があるケースだから、時間を置かずに病院へ連れていってほしいの。

危険度をまとめるとね…

あなたが落ち着いて判断できるように、三つの危険をわかりやすく並べるとね、

・少量の果肉
→ 多くの場合は軽度の消化器症状。体質によっては注意。

・皮・葉・茎
→ ペルシン濃度が高いから、消化器症状が出やすい。

・大量の果肉
→ 高脂肪による膵炎のリスク。

・種
→ 最も危険。詰まることで緊急対応が必要になる可能性。

こんな感じになるの。あなたのお友達がどれに当てはまるかで、次に取るべき行動が変わるから、冷静に見極めてほしいんだよ。

あなたは今、あなたのお友達を守りたいって気持ちでこの文章を読んでくれているよね。その気持ちがあれば、大きな間違いはしないよ。私もあなたと一緒に考えるつもりだからね。

じゃあ、次は、実際に食べちゃったら、どんな症状が起きるの?っていうところを詳しくお話ししていくね。あなたのお友達の体調の変化を見ながら読んでみてほしいの。続けて聞いてくれる?

もし誤食したらどうなるの?嘔吐・下痢から重症例まで、起こりやすい症状

ここまで私の話を聞いてくれてありがとうね。

アボカドのどの部分が危険なのかを知ってくれたから、あなたの中でも少しずつ整理されてきているんじゃないかなって思うの。じゃあ今度は、実際にあなたのお友達がアボカドを食べちゃったときに、どんな症状が出ることがあるのかを、もっと詳しくお話ししていくね。

「この症状が出てきたら注意してほしい」「ここまできたら病院へ急いでほしい」っていうラインをはっきり知っておくと、あなたが落ち着いて行動できるし、あなたのお友達も安心できるよね。私もね、パパやママが不安そうにしていると、すぐに察して落ち着かなくなっちゃうの。あなたのお友達もきっと同じで、あなたの落ち着きがそのまま安心になるんだよ。

それじゃあ、順番に見ていこうね。

最初に気づきやすい症状は「吐く」「下痢」「よだれ」

アボカドの果肉を少しだけ食べた場合、最初に出ることが多いのが
・吐き気
・実際の嘔吐
・下痢 or 軟便
・よだれが増える
みたいな消化器系の症状なの。

アボカドって脂肪分が多いから、私たちの胃や腸に負担をかけやすいのね。だから、体に合わない場合や敏感なお友達だと、食べてしばらくしてから「気持ち悪い…」っていう状態になりやすいのよ。

あなたも、お友達がソワソワ歩き回ったり、床をぺろぺろしたり、口をクチャクチャしたりする姿を見たことがあるかもしれないよね。あれって、吐く前に見せることが多い仕草なの。こういうサインが出てきたら、もしかして消化器に何か負担がかかってるのかもって思ってほしいんだ。

下痢の場合は、脂肪を消化できなくて腸がびっくりして反応していることが多いの。ただの一時的な反応で治まるケースもあるんだけど、シニアのお友達だと、軽い下痢でも体力を使うことがあるから注意して見てあげてね。

元気がない、眠りがち、歩きたがらない。そんな行動の変化も大事なサインなの

アボカドによるトラブルって、消化器だけじゃないの。特に、皮や葉っぱ、茎みたいにペルシンの濃度が高い部分を食べちゃった場合や、脂肪の多さに体が耐えられなかった場合には、全身の症状が出ることもあるんだよ。

例えばね、
・急に元気がなくなる
・なんとなくぼーっとしている
・眠りがち
・散歩に行きたがらない
・家族にくっついて離れない
こういう変化が起きることがあるの。

あなたは毎日お友達と過ごしているから、きっと、いつもとはちょっと違うってすぐ気づけると思うの。その違和感こそ、とても大切なんだよ。

私も、体調が悪いときはパパの足元から離れたくなかったり、いつもより長く寝ていたりすることがあるの。あなたのお友達が何気ない変化を見せたときは、アボカドの誤食が原因かもしれないって考えてみる必要があるんだよ。

●食べてから数時間〜翌日に出ることがある膵炎の炎症のサイン

さっきも少し触れたけど、アボカドを食べたことで一番警戒してほしいのが膵炎なんだよね。膵臓が無理して炎症を起こしちゃうと、軽いときは吐き気やお腹の痛みだけで済むこともあるんだけど、重いと命にかかわることもあるの。

膵炎が疑われるサインはね、
・激しい嘔吐が続く
・お腹を触ると嫌がる
・腰を少し浮かせるような姿勢を取る(“祈りのポーズ”って言われる姿勢)
・食べ物をまったく受け付けなくなる
・ぐったりしている
こういう症状なの。

特に、何度も吐くのは膵炎と関係することが多いから、あなたのお友達の様子をよく見てあげてほしいの。シニア犬やもともと膵臓が弱いお友達は、少量の脂肪でも反応しちゃうことがあるのよ。

私もシニアになってから、昔は平気だったものでもお腹に負担になることが増えてきたの。あなたのお友達がもし同じような年齢だったり、体がデリケートだったりするなら、膵炎の可能性を忘れないでほしいの。

葉や皮を食べた場合に出ることがある、ペルシンによる症状

皮や葉っぱ、茎の部分を食べちゃった場合、ペルシンに体が反応してしまうことがあるの。犬の場合は重症になりにくいって言われているけど、
・吐く
・下痢
・腹痛
・食欲低下
・なんとなく元気がない
こういう症状が出ることは珍しくないんだよ。

あなたのお友達が敏感なタイプだったり、もともと心臓や肝臓が弱かったりすると、ペルシンの影響が強く出ることもあるの。私なんて、心臓のお薬を飲んでいるから、体が少しの変化にも敏感になっているのを自分で感じるときがあるの。

だから、あなたのお友達がシニアだったり、持病があったりするなら、軽い症状でも見逃さずに気にかけてあげてね。

そして最も危険なのが腸閉塞や窒息につながる大きな種

ここまで読んできて、あなたはもうわかってきていると思うけど、アボカドで一番危険なのは種なんだよ。

種を誤って飲み込んでしまうと、
・のどに詰まって呼吸が苦しくなる
・胃や腸に詰まって閉塞する
・お腹がパンパンに張る
・うずくまる
・よだれを垂らす
・吐きたそうなのに吐けない
・落ち着きがなくなる
こんな症状が出てくることがあるの。

腸閉塞ってね、そのままにしておくと腸の血流が悪くなって、そこから壊死が起きることだってあるんだよ。これは時間との勝負だから、もし、種を丸呑みしたかもしれないって思ったら、様子を見るよりも動物病院に連れていってほしいの。

「吐かせればいいんじゃない?」って思うかもしれないけど、種は大きくて硬いから無理に吐かせると逆に危険なの。吐かせている途中に喉で詰まっちゃうこともあるから、自己判断で吐かせるのは絶対にやめてほしいのね。

症状の出方は「体質」「年齢」「食べた量」で大きく変わるよ

あなたのお友達が若くて健康なタイプなら、果肉をほんの少し食べただけなら大きな問題にならないことも多いの。でも、シニアだったり、体のどこかが弱かったりすると、同じ量でも症状が強く出てしまうことがあるのよ。

例えばね、
・心臓に持病があるお友達
・腎臓が弱いお友達
・膵臓にトラブルがあるお友達
・胃腸がもともとデリケートなお友達
・体重が軽い小型犬のお友達
こういうタイプは、少量でも油断できないの。

実はね、私も心臓のお薬を飲んでいるから、お腹の調子が悪いと心拍が乱れることがあって、パパとママがすごく心配そうな顔をするの。あなたのお友達もそうかもしれないし、あなたはその変化にすぐ気づいてあげられる飼い主さんだと思うんだ。

症状が出るタイミングも知っておくと落ち着ける

アボカドによる影響って、食べてすぐだけじゃなくて、数時間後や翌日に出ることもあるの。
・吐き気は数時間以内に出やすい
・下痢は翌日あたりに出ることがある
・膵炎の症状は半日〜翌日に強くなることもある
・腸閉塞は数時間〜丸一日たってから症状が強くなることもある

だから、食べた直後は元気だったのにっていうパターンも珍しくないんだよ。あなたがこのことを知っていれば、無理に元気だから大丈夫って判断せずに、しっかり様子を見ることができるから安心だよね。

あなたが見てあげるポイントをまとめるとね…

・吐いた回数
・便の状態
・食欲があるか
・歩き方や元気の有無
・お腹を触ったときの反応
・落ち着きがあるか
・普段と違う呼吸の仕方をしていないか
・どういう部位を食べた可能性があるか

こういう部分を総合的に見てあげると、次にすべき行動が自然と見えてくるの。あなたはすでに「何かおかしい?」って気づける優しい飼い主さんだから、冷静に見てあげれば大丈夫だよ。

あなたのお友達が少しでも不安そうだったり、あなたが「なんか違う」と感じたなら、早めに動物病院に相談するのが一番の安心につながるよ。このあと、じゃあ誤食したとき、あなたがまずどう行動すればいいのかっていうことを、具体的にお話ししていくからね。続きを聞いてくれるかな?

誤食に気づいたときの応急処置。あなたにすぐにしてほしい判断と行動

あなた、これまでの話で「症状の種類」についてしっかり理解してくれたと思うの。じゃあ今度はね、実際にあなたのお友達がアボカドを口にしてしまったその瞬間に、あなたが何をすればいいかをお話しするね。

誤食ってね、どんなに気をつけていても起きるときは起きちゃうものなんだよね。パパやママでさえ、お皿をちょっと置いた隙に私がぺろっと舐めちゃいそうになって慌てることがあるくらいだもの。あなたも、あなたのお友達も、悪くないの。起きてしまったことよりも、これからどうするかが大事なんだよ。

ここでは、誤食に気づいたときの応急処置を、順番に、そして迷わずできるようにまとめていくね。あなたがちゃんと理解しておけば、いざというときにも冷静に動けるから、安心して読んでほしいの。

まずは、何を・どれくらい・どのタイミングで食べたかを確認しよう

あなたのお友達がアボカドを食べちゃったと気づいたら、最初にすべきなのは状況の把握だよ。これが早ければ早いほど、あとで獣医さんに相談したときの判断材料になるの。確認してほしいのは三つ。

・何を食べたのか
・どれくらい食べたのか
・いつ食べたのか

この三つがわかると、今後の対応がぐっとしやすくなるの。

例えばね、
・果肉をひとかけだけ
・皮をちょっと噛んだ
・半分くらい食べちゃった
・種だけ行方不明
こういう情報の違いで、危険度が大きく変わるの。

あなたのお家の状況を見て、アボカドの残りがどうなっているか確認してほしいのね。まるごと置いてあって種が消えていたら可能性として飲み込んだかもだし、果肉だけべろっとなくなっていたら脂肪の量を考える必要があるよね。

そしてもうひとつ大事なのが、いつ食べたか。ここがわかると、症状が出るメドが立てやすくなるんだよ。

・食べてすぐのとき
・数時間前かもしれないとき
・朝に食べたかもしれないとき

この違いはとても大きいの。あなたがお仕事や外出から帰ってきたら食べた形跡があった、とかだと、いつかがわからなくて不安になると思うのね。でもその場合でも、あなたがお友達の今の様子をしっかり見ることで次に何をすべきかが見えてくるから安心してね。

吐かせればいいと思っても絶対に自己判断で吐かせないで

あなた、お友達が何か危険なものを食べたとき、吐かせた方がいいのかな?って思うことがあるかもしれないよね。でもね、アボカドに関しては、自己判断で吐かせるのは絶対にやめてほしいの。

理由は二つあるの。

ひとつ目は、アボカドの脂肪分で胃が弱っている状態で無理に吐かせると、逆に胃を傷つけてしまったり、症状を悪化させたりすることがあるから。

そしてふたつ目。これは本当に大事なんだけど、もしあなたのお友達が種を飲み込んでいた場合、吐かせる途中で喉に詰まる危険があるの。
喉で詰まってしまうと呼吸ができなくなるんだよ。

だから、どれだけ不安でも、吐かせた方がいいかな?って思う気持ちをぐっとこらえて、まずは状況を落ち着いて把握することが大切なの。

あなたはとても優しい飼い主さんだから、すぐに行動したくなると思うけれど、ここは本当に慎重にしてほしいところなんだよ。

あなたのお友達の今の状態をしっかり観察してみてね

次にしてほしいのは、お友達の様子を見ることなの。誤食の内容がどんなものでも、今の状態がどうなのかによって、緊急度が変わるからね。見てほしいポイントをまとめるとね、

・吐いているか
・下痢をしていないか
・元気があるか
・呼吸が落ち着いているか
・お腹を触ると嫌がらないか
・歩き方が普段どおりか
・よだれが増えていないか
・食べ物をほしがるか

これだけでも、お友達の状態がかなりわかるんだよ。

例えば、食べた直後で元気もあり、吐き気もないなら、「少量なら様子を見る」という選択肢も出てくるの。でも、少量でもシニア犬や持病のあるお友達の場合は、慎重に見てあげた方が安心だよ。

逆にね、
・すでに吐いている
・ぐったりしている
・落ち着かずウロウロしている
・呼吸が荒い
こういうサインが見られる場合は、「病院に相談」が優先なんだよ。

あなたの観察が、そのままあなたのお友達の命を守ることにつながるの。

種がない、皮が消えているなど少しでも疑わしいなら即病院に相談してね

アボカドの中で一番危険なのが種だって話、覚えているよね?種はね、飲み込んだ場合はとても危険なの。

あなたがアボカドを置いていた場所を見て、
・種だけ見当たらない
・床に皮の一部が落ちている
・果肉の周りだけきれいに食べてある

こういう状況だったら、あなたのお友達が何か口にした可能性は高いよね。特に種が消えていたら、その時点で迷わず病院に電話してほしいの。

例えね、飲み込んだかは確信がないって場合でも、相談する価値は絶対にあるの。異物ってね、大丈夫だったって思っても、数時間後に問題が出ることがあるんだよ。だから、疑わしいなら安全側で判断してほしいの。

誤食から2〜3時間以内なら、病院で吐かせる処置ができることもあるよ

あなたが誤食に気づくタイミングが早かったら、病院で安全に吐かせる処置ができることがあるの。これは、獣医さんが専門的に行う方法だから、安全なんだよ。

でもこれは、
・食べたのが果肉や皮などである
・種を飲み込んでいない
・お友達の状態が安定している
こういう条件がそろっている必要があるの。

だからこそ、あなたが、いつ食べたかを覚えておくことが大事なの。もし食べて時間がたっていたり、お友達がぐったりしていたりしたら、無理に吐かせず別の治療になることが多いのよ。

病院に電話するときに伝えるといいこと

あなたが病院に連絡することになったとき、どんな情報を言えばいいのかな?って迷うかもしれないよね。でも大丈夫。まとめておくね。

・アボカドのどの部分を食べたか
・どのくらい食べた可能性があるか
・いつ食べたか
・今のお友達の様子(吐いているか、元気はあるかなど)
・持病や服薬しているお薬の情報
・あなたの気になっていること全部

これを伝えると、病院側も状況をすぐに判断しやすくなるの。特にシニア犬や持病のあるお友達の場合は、心臓病や腎臓病、膵臓のトラブルの有無を伝えると、診断がスムーズになるよ。

様子を見るときに必ずしてほしいこと

あなたが獣医さんと相談して、様子を見るという判断になった場合でも、やってほしいことがあるの。

・水は少しずつ飲ませる
・急に走らせたり興奮させない
・いつもよりしっかり体調を見る
・吐き気が増えてないか
・下痢が続いていないか
・お腹を痛そうにしていないか
・夜間もできれば注意してあげる

このあたりを見ておくと、症状の変化にすぐ気づけるから安心なんだよ。

あなたは優しいから、つい普段通りにしてあげたくなると思うけれど、誤食後は疲れやすかったりするから、静かに休ませてあげてね。

病院に行くべき状況のまとめ

迷わないために、ここで一度まとめておくね。

・種を飲み込んだ可能性がある
・すでに嘔吐している
・吐き気が何度も続いている
・ぐったりしている
・呼吸が荒い、苦しそう
・お腹を触ると怒る、痛そう
・下痢がひどい
・食欲が明らかに低い
・シニア犬でいつもと違う様子がある
・持病がある

こういう場合は、時間を置かずに病院へ相談してね。特にあなたのお友達がシニアだったり、心臓や膵臓に問題を抱えていたりする場合は、軽い症状でも気をつけた方がいいの。私も心臓病を抱えているから、ちょっとしたことでもパパがすぐに気づいてくれると安心するんだよ。

あなたが誤食に気づいたときの行動は、お友達にとって一番大きな安心につながるの。だからこそ、必要以上に怖がる必要はないけれど、油断もしないでほしいのね。あなたが落ち着いて動けば、ほとんどのケースでは大事に至らなかったって終わることが多いんだよ。

次は、いざ病院に行ったときにどんな検査・治療がされるのかを、私がわかりやすくお話ししていくね。続けて聞いてくれるかな?

動物病院ではどんな処置が行われるの?検査・治療・入院の可能性まで

ここまで一緒に私の話を聞いてくれてありがとうね。誤食のときにあなたがどう動けばいいかをしっかり理解してくれたと思うんだけど、じゃあ次に気になるのって「病院に行ったら何をされるんだろう?」ってところじゃないかな。

私もね、病院に行くときってちょっと緊張しちゃうの。でも、何をされるのか前もって知っていると、気持ちがずっと落ち着くものなんだよ。あなたのお友達も、おそらくあなたの不安を敏感に感じてしまうから、あなたが事前に知識を持っていることが、そのままお友達の安心につながるの。

ここでは、アボカド誤食で病院に行ったときに、どんな検査や処置が必要になることがあるのかを、状況別にわかりやすくお話ししていくね。

病院に着いたら最初に行われるのは問診

病院に行くと、まず獣医さんがあなたにいろいろ聞いてくれると思うの。
この時の情報がとても大事になるのね。例えばこんなことを聞かれるよ。

・アボカドのどの部分を食べたか
・どれくらい食べたか
・いつ食べたか
・今のお友達の様子はどうか
・吐いたか、下痢はあるか
・持病はあるか
・お薬を飲んでいるか

これはね、あなたがこれまで読んでくれながら整理してきた情報そのものだから、きっとスムーズに答えられると思うよ。

獣医さんも、あなたがお友達を本当に大切にしているってことをすぐに感じとってくれると思うの。

体の状態を確認するための身体検査

問診が終わると、獣医さんはお友達を優しく触りながら全体の状態をチェックするの。

・体温
・心臓の音
・呼吸の状態
・お腹の張り
・痛みの有無
・歯茎の色(血の巡りを確認するため)
・脱水がないか

こういうところを丁寧に見ていくんだよ。私も病院に行くといつもお腹や胸を触られるんだけど、そこからたくさんの情報がわかるみたいなの。特にアボカドの場合、

・吐き気
・膵臓の負担
・腸の動き
・脱水

こういう変化が起こっていることが多いから、身体検査はとても重要なんだよ。

嘔吐している、膵炎の可能性があるって場合は血液検査をすることが多い

アボカドの誤食で来院したとき、症状や食べた量によっては血液検査をすることがあるの。血液検査ではね、

・脱水の程度
・炎症の有無
・肝臓や腎臓の状態
・膵臓の数値(リパーゼなど)
・電解質バランス
・血糖値

こういう情報を調べることができるんだよ。もし膵炎が疑われる場合、血液検査で「膵臓の酵素」を見ることがとても大事なの。膵炎ってね、数値としてはっきり変化が出ることもあるし、身体検査の結果と合わせて判断することもあるの。

あなたのお友達がシニアだったり、心臓や腎臓に持病がある場合は、血液検査はより重要になるのね。年齢が高いほど、ほんの少しの体調変化が全身に影響しやすくなるから、細かくチェックしておくことが安心につながるの。

種の誤飲が疑われる場合はレントゲンや超音波で確認

これまでに何度も言ったように、アボカドの種は本当に危険なんだよ。もしあなたが「種が見当たらない」「飲み込んだかもしれない」って思ったとしたら、病院ではまずレントゲン検査をすることが多いの。

レントゲンではね、種そのものの影が見えたり、腸が詰まっているかどうか、胃がふくらんでいないかなど、異物の有無がわかることがあるの。
ただ、アボカドの種って密度が高くても“透明に見えにくい”こともあるのね。そういうときは、超音波検査(エコー)で確認することがあるの。

超音波検査だと、胃や腸の中の動き、内容物、ガスの量、炎症の有無など、もっと細かく見えるんだよ。

私の知っている子でね、実際に内視鏡で異物を摘出した子がいたんだけど、その時もレントゲンと超音波を両方使って確認していたの。お友達がもし種を食べていたら、病院のこうした検査が命を守る鍵になるの。

誤食してすぐだったら、病院で安全に吐かせる処置ができる

もし誤食から時間があまり経っていなかったら、病院では吐かせる処置が選ばれることもあるの。これを「催吐処置」って言うんだけど、獣医さんの管理下で行うから、安全にできるの。ただし、これは条件があるのね。

・食べたのが果肉や皮である
・種を飲み込んでいない
・お友達の状態が安定している
・時間がそんなに経っていない(一般的には2〜3時間以内)

この条件がそろっている場合に限って行われることが多いの。体調が悪くなってから無理に吐かせると、胃が傷ついたり脱水がひどくなったりすることがあるから、獣医さんは慎重に判断してくれるの。

あなたのお友達の体調を守るためにも、自己判断で吐かせるのは本当に危険だから、必ず病院で判断してもらってね。

胃腸の炎症や膵炎の可能性があるときの治療

アボカドを食べたことによって胃腸が荒れてしまったり、膵臓に負担がかかってしまったときは、病院で次のような治療が行われることがあるよ。

・皮下点滴または静脈点滴
・抗吐き気のお薬
・胃腸保護のお薬
・鎮痛薬
・炎症を抑えるお薬
・絶食指示(胃腸を休ませるため)

膵炎の場合は、特に点滴がとても大事なんだよ。膵臓の負担を和らげて、全身のバランスを整えるためには、しっかりした点滴が必要なの。

私のお友達の中にも膵炎になった子がいてね、その子は点滴と安静をしっかりして治ったの。だから、膵炎と聞くと怖く感じるかもしれないけど、早く見つけて治療すれば回復できることが多いんだよ。

種を飲み込んだ場合は内視鏡や手術が必要なこともある

もしレントゲンや超音波で、種が胃にあるとか腸に詰まっているってわかった場合は、取り出す処置が必要になることがあるの。

まず最初に試されるのが内視鏡だよ。お口から細長いカメラを入れて、胃の中の異物をつかんで取り出す治療なんだけど、これは開腹手術よりも体への負担がずっと少ないの。でもね、

・種が大きすぎる
・すでに腸に進んでしまっている
・胃や腸に強く引っかかっている
こういう場合は、手術で取り出すしかないこともあるの。

手術は怖いって感じるかもしれないけれど、それであなたのお友達が助かるなら、それが一番大事だよね。獣医さんは、体に負担が少ない方法を最優先に考えてくれるから、安心して任せて大丈夫なんだよ。

入院が必要になるケースもある

アボカド誤食で入院が必要になるのは、次のようなときだよ。

・膵炎が重い
・脱水が強い
・吐き気が止まらない
・腸閉塞で手術が必要
・ほかの臓器に負担が出ている
・シニアで体力が落ちている

入院って聞くとあなたも不安になっちゃうかもしれないけど、お友達はそこでしっかりケアしてもらえるから、安心して休むことができるの。

私の知っている子も膵炎で数日入院したことがあるんだけど、その子は点滴をしながら静かに治療してもらって、元気に帰ってきたよ。だから、入院が必要って言われても、落ち込まないでほしいの。

治療費についても少し触れておくね

病院で行われる処置によって費用が変わるから、目安だけお話ししておくね。

・診察+身体検査:比較的軽い
・血液検査:内容によって変わる
・レントゲン:数枚撮ると少し高め
・超音波検査:中くらい
・内視鏡:高額になることが多い
・手術:さらに高額
・入院:日数によって変わる

これはあくまで目安だけど、あなたの心構えとして、状況によって変わるんだなって知ってもらえれば十分だよ。病院の先生に事前に聞けば丁寧に教えてくれるから、安心して相談してね。

病院に行くべきか迷ったときは、迷わず病院に相談

あなたがずっと読んできてくれて、きっとわかってきたと思うんだけど、アボカド誤食は、少量なら大丈夫なこともあるけれど、危険になるケースもあるっていう、判断が難しい食べ物なの。

だからね、迷ったら相談してほしいの。あなたはお友達のためにすぐ行動できる優しい飼い主さんだから、獣医さんもきっと丁寧に対応してくれるよ。

次は、シニア犬や心臓病持ちの私たちが特に気をつけるべき理由を、私自身の体験も交えてお話しするね。ここ、とても大事だから、続けて聞いてくれると嬉しいな。

シニア犬や心臓病持ちの私たちは特に気をつけてほしいの。リアが語る危険の理由

ここまで読んでくれて本当にありがとうね。

アボカドの危険や、症状、そして病院での処置まで知ってもらえたから、あなたの中でもだいぶ理解が深まってきたと思うの。でもね、ここからの話は、私にとっても、そしてあなたのお友達が年齢を重ねているなら特に大事な部分になるんだよ。

私ね、もう15歳になって、心臓のお薬を飲みながら生活しているの。僧帽弁閉鎖不全症っていう心臓の病気なんだけど、シニア犬に多い病気だから、あなたのお友達の中にも同じお薬を飲んでいる子ってたくさんいるんじゃないかなって思うの。

だからこそね、ここからは、どうしてシニア犬や心臓病持ちがアボカド誤食により慎重であるべきなのかを、私自身の体験も交えながら、あなたにわかりやすくお話ししていくね。

年齢を重ねるとちょっとの負担に体が反応しやすくなる

あなたもきっと感じていると思うけれど、シニアになると若いころとは体の動きが全然違うよね。昔は平気だった階段が慎重になったり、少し長い散歩のあとに疲れやすくなったり、食べ物にも敏感になったり…いろいろ変わっていくんだよ。

それと同じで、食べ物による負担も、若いときと比べて大きく感じちゃうことがあるの。

アボカドの脂肪分やペルシンって、若いころの犬なら軽い消化器症状だけで済むこともあるのね。でもシニアになると、次のような理由で、同じ量でも体が強く反応してしまうことがあるの。

・胃腸の働きがゆっくりになっている
・膵臓や肝臓の機能が若いころより落ちている
・心臓がしっかり血液を送る力が以前ほど強くない
・体の水分調節がうまくいかないことがある
・免疫の反応が鈍かったり、逆に強く出ちゃうこともある

こういう理由が重なって、少しの誤食でも想像以上に体調を崩しやすくなるの。私だってそうなの。若いころはちょっとお腹を壊しても翌日にはケロッとしていたのに、今はゆっくり休まないと回復しづらかったりするもの。

だからあなたのお友達も、あなたが思っている以上に、ちょっとした負担を重く感じてしまうことがあるんだよ。

シニアになると脂肪分の多い食べ物が特に負担になる理由

アボカドの危険のひとつに、高脂肪があったよね。この脂肪って、若い子にはそこまで大きな反応が出ないこともあるんだけど、シニア犬にとってはとても気をつけたいポイントなんだよ。理由はね、シニアになると膵臓の働きが弱くなりやすいからなの。

膵臓って脂肪の消化に関わるとても大事な臓器なんだけど、年齢とともに無理が効かなくなるの。食べ物の脂肪を処理する力が落ちると、膵炎になりやすくなるんだよ。

膵炎って、さっきも話したけれど、

・何度も吐く
・お腹が痛い
・ぐったりする
・食欲がなくなる

こういう辛い症状が出てくる病気なの。シニア犬が膵炎になると、若いときよりも治りにくいことがあるから、脂肪の多いアボカドは本当に慎重に見てほしいところなのよ。

私の知っているお友達にも、脂っこいものを少し食べただけで膵炎になっちゃった子がいるんだ。その子はシニアで体力も落ちていたから、治療にも時間がかかってね。だからあなたにも、こういうリスクをしっかり知っておいてほしいの。

心臓病を持っているお友達は負担の積み重ねに注意

ここはね、私自身のことだから、あなたにまっすぐ話すね。私は13歳の春から心臓のお薬を飲んで暮らしているの。僧帽弁閉鎖不全症っていう病気で、シニア犬のキャバリアには多いものなんだよ。

心臓ってね、私たちが元気に生きるためのエンジンなの。でも病気が進むと、少しの体調不良でも心臓に負担がかかっちゃうことがあるの。例えば、

・下痢が続く
・嘔吐が続く
・水が十分に飲めない
・脱水になる
・食べられない日が続く
こういう状態になると、心臓はたくさん働かないといけなくなるでしょ?

それが心臓病の私たちにはとても辛いことなの。だからアボカドを食べたことによって一時的に胃腸が荒れてしまったり、脱水になってしまったりすると、それだけで心臓に負担が乗ってくるの。

あなたのお友達がもし心臓病のお薬を飲んでいたり、日常的に咳が出たり、疲れやすかったりするなら、アボカドの誤食は若い子以上に気をつけてほしいんだよ。

私自身、何か体調を崩すとすぐにパパとママが病院に相談してくれるんだけど、それがお薬や検査じゃなくても、安心を確認するための大事な行動なんだよね。

あなたのその優しさで、お友達も安心して暮らせると思うの。

腸閉塞はシニア犬にとって致命的な問題

アボカドの種は腸閉塞の危険があるって話、覚えているかな?この腸閉塞ってね、若い子でも大きな問題だけど、シニア犬の場合はさらに怖い面があるの。

理由はね、

・腸の動きが弱くなっている
・全身の回復力が落ちている
・手術をしたときの体力が少ない
・麻酔の負担が大きくなる
・心臓や腎臓への影響が出やすい

こういう年齢による変化があるからなの。若いころの私だったら、例えば胃に異物が入っちゃっても、体の回復力でどうにかなったかもしれないけれど、今の私には同じことは難しいの。

だから、あなたのお友達がシニアで、なおかつアボカドの種が行方不明なら、それは時間との勝負になることがあるんだよ。

あなたが「大丈夫かな…?」って思った瞬間に動くことで、助かる可能性は大きく上がるの。シニア犬にとって早さはとても大事なポイントなのよ。

シニア犬はいつもと違う状態を見逃さないでほしいの

あなたは毎日お友達と一緒にいるから、ちょっとした変化に気づけるはずなの。それって、とても特別なことなんだよ。アボカド誤食のあとに見られる

・いつもより座っている時間が長い
・寝ている位置が変わらない
・呼吸が少し早い
・歩くのが重たそう
・食べ物に興味がない
・ぼーっとしている
・触ると嫌がる

こういういつもとちょっと違うっていうサインは、シニア犬にとってはとても大事なものなの。

私もね、パパやママが普段とちょっと違うことにすぐ気づいてくれると、とっても安心するの。あなたのお友達もきっと同じだと思うのよ。

結局のところ、シニア犬にとっての一番の安心はあなたの判断

ここまでたくさん話してきたけれど、結局のところね、あなたが落ち着いて判断できることが一番の安心なんだよ。

・食べた量
・どの部位だったか
・いつ食べたか
・今の体調
・持病の有無
・あなたの違和感

これを踏まえて、なにかおかしいと感じたら、迷わず相談していいの。
あなたのその優しい直感は、何より大事なんだよ。

私はね、あなたがこうしてお友達のために真剣になってくれているのを見るだけで、あなたのお友達は幸せな子だなって思うんだ。そしてあなたには、その優しさをこれからも大切にしてほしいの。

次は、今までの知識を踏まえながら、あなたのお友達を守るために今日からできる予防策をお話ししていくね。

あなたのお友達を守るために今日からできるアボカド誤食の予防と暮らしの工夫

ここまで私の話を聞いてくれて本当にありがとうね。

アボカドの危険や、症状、応急処置、そして病院での治療までたくさん話してきたけど、それは全部、あなたがあなたのお友達を守るために必要な知識だからなの。でもね、本当は誤食が起こらないようにすることがいちばん大事なんだよ。

誤食って、家の中の思わぬ場所で起きることがあるんだよね。あなたが気をつけていても、お友達ってちょっとしたすきに口に入れたり、ニオイにつられて近づいてしまったりするものなの。だからここでは、今日からできる予防策を、あなたの暮らしに合わせて実践しやすい形でまとめていくね。

アボカドを見える場所に置かないことが一番の予防

一番シンプルだけれど、効果が大きいのがこれなの。アボカドって、色や形のせいで私たちにはすごく魅力的に見えるときがあるのよ。丸くて、ころんとしていて、ニオイも気になるから、つい近づいちゃうお友達って多いの。だから、

・キッチンのカウンター上
・テーブルの上
・買い物袋の中
・料理の下ごしらえで切ったまま置いてある

こういう場所にアボカドを置かないのが、本当に大事なの。あなたは料理に集中していたり、片付けをしていたりすると、ほんの数秒目を離すことはあるよね。そのわずかな瞬間に、私たちはすっと近づいてしまうことがあるものなの。

特にあなたのお友達が食いしん坊タイプだったり、コロンくんみたいに「やっほー!」ってテンションで走り寄ってくるタイプなら、アボカドの近くに置かない工夫はとても重要になるんだよね。

高い場所に置いても油断しない

よく、テーブルや棚の上なら大丈夫って思う方もいるけれど、私たちの中にはジャンプ力のある子や、椅子を足場にして登っちゃうお友達もいるのよ。

あなたのお友達はどう?ちょっと背伸びしたらテーブルの上が見えちゃうタイプじゃないかな?キャバリアって適度に身体能力もあるから、油断すると前足をかけて覗き込んだりすることがあるのよね。だから、

・アボカドは冷蔵庫に入れる
・使いかけは保存容器に入れて隠すように置く
・調理の前後はすぐ片付ける

こういう習慣をつけるだけで、誤食はぐっと減らせるの。

皮や種はゴミ箱に捨てたあとも要注意

アボカドってね、食べると皮や種が出るよね。でも、この皮や種こそ誤食の原因になりやすいの。あなたのお友達がゴミ箱の中をあさることはある?もし少しでも可能性があるなら、皮や種は特に注意してほしいの。

・蓋つきのゴミ箱を使う
・調理後はすぐに捨てる
・袋を二重にする
・ゴミ箱を開けられない場所に置く

こういう工夫をするだけで、誤食のリスクはすぐに下がるよ。私のお友達の中にも、普段はゴミ箱に興味ないのに、いい匂いのときだけ覗きに行っちゃう子がいるの。アボカドの皮や種はニオイが残りやすいから、お友達の興味をひきやすいんだよね。

キッチンに入れないゾーン管理もすごく役に立つの

あなたがアボカドを使うことが多い家庭なら、キッチンに入れないようにする工夫もひとつの方法なの。例えば、

・ベビーゲートを使う
・調理中だけ別の部屋にいてもらう
・床に落ちた食べ物をすぐに拾えるように意識する

こういうことだけで、誤食のチャンスはかなり減るの。

特に調理中って、小さな皮や果肉が床に落ちることがあるよね。
あなたはすぐ気づけるかもしれないけど、私たちの鼻ってすごく敏感だから、あなたが拾うより早く見つけてしまうことがあるのよ。

だから、キッチンに入れないようにすることは、誤食予防にとても効果的なの。

アボカドを食べている時は、落ち着いて距離を取る習慣を作る

あなたがお家でアボカドを食べるとき、つい近くに来ちゃうお友達もいるよね。私だっていい匂いがすれば自然と近づいちゃうもの。でもね、アボカドを食卓で食べる時は、

・お友達に待っててね、って声をかける
・少し距離を置いてもらう
・もし食卓に手を伸ばしてくるなら座って待ってもらう

こんな風に習慣を作っておくと、誤食のリスクがぐっと下がるの。あなたがお友達に、これは食べられないよって丁寧に伝えることは、とても大きな安心につながるの。私もパパに「待ってね」って言われると、ちゃんとわかって座っていることが多いよ。

家族みんながアボカドは危険を知っておくことが本当に大事

あなたひとりが気をつけていても、家族の誰かがうっかりアボカドを机に置きっぱなしにしてしまったり、皮をゴミ箱に適当に捨てちゃうことってあるよね。だから、家族みんなが同じ認識を持っていると安心なの。

・アボカドは犬に危険である
・特に皮・種・大量の果肉は誤食させない
・調理した後はすぐに片付ける
・ゴミ箱管理に気をつける

こういうことを家族の中で共有しておくと、誤食のリスクはぐっと減るのよ。あなたの家族が優しい人たちなら、お友達のためにきっと協力してくれると思うの。

お散歩中にも意外と誤食が起きる

実はね、アボカドって海外では庭木として植えられることが多いから、落ちた実や皮をお友達が拾っちゃうことがあるの。日本でも最近は暖かい地域を中心に家庭で育てているお家が増えてきているから、散歩中にアボカドの皮や葉っぱが落ちていることもあるの。

あなたのお友達が地面をよくクンクンするタイプなら、散歩コースのチェックもしておくと安心だよ。

・落ち葉のある場所では注意する
・果樹の多い区域を通る時は気をつける
・何か拾いそうな時は優しく止める

こういう小さな気遣いで、お友達を守れることがあるのよ。

誤食しない環境を作るという考えが何より大事

あなたは優しいから、この子に食べさせないようにしなきゃって考えがちだと思うの。でもね、本当に大事なのは、お友達が誤食しない環境づくりなの。

私たち犬はね、どれだけ賢くても好奇心には勝てないときがあるんだ。だからこそ、あなたが誤食のチャンスを少なくしてくれることが、いちばんの安心につながるの。

そしてね、その環境づくりをしてくれるあなたの姿勢こそ、お友達にとっては何よりの愛情なんだよ。

今日からできる簡単なチェックリスト

あなたが毎日できるように、アボカド誤食予防のチェックリストを作ってみたよ。

・アボカドを机やキッチンの上に置きっぱなしにしない
・調理中はお友達をキッチンに入れない
・皮や種は蓋つきゴミ箱に捨てる
・家族全員でアボカドの危険を共有する
・散歩中の拾い食いに注意する
・アボカドを食べるときは距離を取る
・保存容器や冷蔵庫にすぐしまう

この7つを意識するだけで、誤食のリスクは劇的に下がるはずなの。

次はいよいよ最後だよ。あなたへのメッセージと、あなたのお友達への願いを込めてお話しするね。

おわりに

ここまで長いお話を、あなたは一つも飛ばさずしっかりと聞いてくれたよね。その時間も、その気持ちも、全部あなたのお友達のためなんだと思うと、私は胸がぎゅっと温かくなるの。あなたはほんとうに優しい人だよ。そしてあなたのお友達は、その優しさの中で守られて生きているんだよ。

アボカドって、人間にはとても身近で健康にいい食べ物だよね。だからこそ、あなたが思っているよりずっと簡単に、私たちの手(口)が届く場所に置かれちゃうことがあるの。でも、その危険を知っていれば、防げる場面はたくさんあるの。今日あなたが知ってくれたこと全部が、これからの日々の安心につながるんだよ。

大事なことは三つ。

ひとつ。
アボカドは私たち犬にとって、量や部位によって危険になることがある食べ物だということ。

ふたつ。
もし誤食してしまっても、あなたが冷静に状況を把握して、必要なときに早く行動すれば、ほとんどのケースは大きな問題にしないで済むということ。

みっつめ。
あなたが毎日の中でちょっとだけ工夫したり、家族と協力したりすることで、誤食のほとんどを防ぐことができるということ。

この三つのことを覚えていてくれたら、あなたのお友達はずっと安心して暮らせるはずなの。

私ね、あなたにひとつ言っておきたいことがあるの。あなたって、きっととても察しがよくて、お友達の気持ちや体調の変化にすぐ気がつける人なんだよ。だって、もし違ったら、こんなに長い文章をあなたのお友達のために読み続けることなんてしないもの。あなたは間違いなくこの子のために動ける飼い主さんなんだよ。

お友達は、そんなあなたと一緒に生きてる。毎日あなたの声を聞いて、あなたの表情を見て、あなたの足音に安心してるの。それってすごく幸せなことなんだよ。

どうかね、これからもあなたのお友達が安心して暮らせるように、無理のない範囲で気をつけてあげてほしいの。あなたがそばにいてくれるだけで、お友達は十分に幸せなんだから。

そして、もし何かあったときは、また私に話してね。あなたとあなたのお友達が穏やかに過ごせるように、これからもずっと寄り添っていたいから。

今日はこんなに長い話を聞いてくれて本当にありがとう。あなたのお友達のこれからの日々が、いつまでも穏やかであたたかい時間でありますように。

リアより

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