キャバリアって血小板が少ないってホント?お散歩で聞いた巨大血小板症の話

キャバリア

こんにちは。リアだよ。

この前ね、いつもの公園でお散歩してたときのことなんだけどね、私がのんびり落ち葉をくんくんしてたら、近くでおしゃべりしてる声が聞こえてきたの。

「あのね、この子、病院で血小板がすごく少ないって言われたのよ」って。声の主は、私と同じキャバリアのお友達のママさん。お友達は私よりちょっと若い子で、毛並みもツヤツヤ、すっごく元気そうに見えたのよね。

「えっ?血小板って少ないと出血しちゃうんじゃないの?」

思わずそばにいたルナちゃんと顔を見合わせちゃったわ。だって血小板って、ケガをしたときに血を止めてくれるって、パパから聞いたことがあるもの。

でもその子、走り回ってるし、食欲もあるし、別におかしな様子もなかったの。ママさんも、「でもね、お医者さんがこの子はキャバリアだから、たぶん大丈夫って言ってくれたのよ」って、ちょっと不思議そうに話してた。

それで私、帰ってから気になっちゃって。お昼寝前に、ちょっとパパに調べてもらったの。そしたら出てきたのが「巨大血小板性血小板減少症(きょだいけっしょうばんせいけっしょうばんげんしょう)」っていう体質。

長い名前よね。だけどキャバリアの私たちには、ちょっと関係ある話だったの。

あなたのお友達が、もし血液検査で「血小板が少ないです」って言われたとき、もしかしたらそれ、病気じゃなくてキャバリアあるあるかもしれないのよ?

そんなことを思いながら、今回はこの「巨大血小板症」ってやつについて、私なりにお話ししてみようと思うの。知らなかったじゃすまされないこともあるから、よかったら、ちょっとだけ聞いていってね。

血小板が少ないのに、元気な私?巨大血小板症っていう体質

血小板が少ないって聞くと、ちょっとびっくりしない?

私も最初はそうだったのよ。だって、血小板って、出血を止めるために大事なはたらきをしてるって聞いたことあるし、減っちゃうと血が止まりにくくなって大変だって思うもの。

だけどね、キャバリアの私たちの中には、血小板が少ないように見えるだけで、実はそんなに心配いらないっていう体質を持ってる子がいるのよ。それが、巨大血小板症(きょだいけっしょうばんしょう)っていう体質。

病気っていうよりは、生まれつきの特徴みたいなものみたい。この体質を持ってると、血液検査で機械が血小板をカウントするときに、小さいサイズの血小板しか数えてくれないのよね。

でもその子たちの血液の中には、ひとつひとつがすごく大きい血小板がいるの。普通のより大きくて、だから数が少なく見えちゃうの。つまりね、数が少ないから足りないのじゃなくて、数え方で少なく見えちゃってるってことなのよ。

おもしろいでしょ?

私たちキャバリアは、もともとこの巨大血小板症を持ってる子が多いって言われてるの。だから、病院の先生がそれを知っていれば、これはキャバリアによくある体質ですねって言ってくれることもあるみたい。

しかもね、この体質を持ってても、たいていの子は元気に暮らしてるんだって。出血しやすくなったり、体調を崩したりするわけじゃなくて、本人(あ、犬本人ね)もぜんぜん気づかずに過ごしてることが多いの。

お散歩で会ったあの子も、そんな感じだったのよね。ママさんが「血小板が少ないって言われてびっくりしたけど、元気だし、お医者さんがキャバリアにはよくあることですって言ってくれたから安心した」って言ってたわ。

もちろん、血小板が少ない病気もあるんだけど、キャバリアみたいにこの体質がある犬種は、それとはちょっと違うの。だから、血小板少ないからってすぐに治療が必要なんだって思いこまないで、ちゃんと調べてもらうのが大事みたい。

あなたのお友達も、もし血液検査で血小板が少ないですって言われたら、ちょっとだけ、この巨大血小板症のことを思い出してみてね。

それじゃあ次は、キャバリアって、ちょっと特別で、私たちに多い巨大血小板症についてのお話に進もうかしら。実は、私たちキャバリアにとって、これってあるある体質なのよ。

キャバリアって、ちょっと特別。私たちに多い巨大血小板症

この巨大血小板症っていう体質、実はキャバリアにはけっこう多いって知ってた?お散歩で聞いた話をきっかけに、パパがいろいろ調べてくれたんだけど、どうやら私たちキャバリアは、もともとこの体質を持ってる子が多いんですって。

ある外国の研究では、なんとキャバリアの約半分くらいの子が、血液検査で血小板の数が少なく出ちゃうことがあるんだとか。でもね、だからといって、みんなが病気ってわけじゃないのよ。

その理由は、血小板のサイズにあるの。普通の血小板よりもずっと大きい巨大血小板が多くて、それを検査の機械がうまく数えられないみたい。機械は小さな血小板を基準にして数えるから、大きすぎると血小板じゃないと判断しちゃうこともあるのね。

だから実際には、血液の中にちゃんと血小板はあるし、機能もしてるのに、少ないって結果が出ちゃうってわけ。これ、ちょっと不思議だけど、キャバリアのあるあるなんだと思う。

私たちキャバリアって、性格もやさしいし、見た目もおっとりしてるって言われるでしょ?でもね、体の中も、ちょっとユニークなところがあるのよ。この巨大血小板症もそのひとつ。

それに、この体質を持っていても、普段の暮らしにはぜんぜん支障がない子がほとんど。おやつも食べるし、お散歩もできるし、お昼寝もバッチリ。出血しやすくなってるわけでもなくて、ほとんどの子は無症状で、ふつうに元気に暮らしてるの。

最初はびっくりしたけど、キャバリアはこういう体質の子が多いですよって先生に言われて安心しましたっていう話もよくあるみたい。うん、それが本当によかったなって思った。

もちろん、この体質を知らないと、病院の先生でも、これは大変だ!って勘違いしちゃうこともあるみたい。だからこそ、キャバリアと暮らしているあなたには、このことをちょっとだけ覚えておいてほしいの。

血液検査で血小板が少ないって言われたら、うちの子、キャバリアなんですけどって一言そえてみてね。それだけで、お医者さんの見方も変わることがあるから。

あ、それとね。キャバリアだけじゃなくて、他にもこの体質を持ってる犬種もいるんですって。チワワさんとか、プードルさんとか、他にもいろいろとね。でも、キャバリアでは特に多いらしいの。

だから私たち、ちょっと特別なのよ。見た目だけじゃなくて、血液の中もちょっと個性的。でも、それもぜんぶ私たちらしさなんだなって、私は思ってるの。

さて次にお話ししたいことは、本当にこわいのは間違った診断かもってkと。出血性の病気と間違えないためにあなたに聞いてほしいんだ。体質のことを知っていても、ちゃんと見分けることが大事っていうお話なのよ。

本当にこわいのは間違った診断かも。出血性の病気と間違えないために

この「巨大血小板症」っていう体質、キャバリアではよくあるものだけど、実はね、血液検査の結果だけを見て、他の病気と間違えられちゃうことがあるの。これがね、ちょっとやっかいなのよ。

例えば免疫介在性血小板減少症(めんえきかいざいせいけっしょうばんげんしょうしょう)っていう病気があるんだけど、これは血小板が本当に少なくなって、しかも出血しやすくなるような深刻な病気なの。血尿が出たり、鼻血が止まらなかったり、お口の中やお腹に紫色のあざができたりってそんな症状が急に出ちゃうこともあるって。

病院の先生も、血液検査の機械の結果を見て、血小板が少ないってびっくりすると、もしかして免疫の病気かも?って疑うことがあるのね。そのまま、ステロイドっていうお薬を使ったり、いろんな治療を始めることもあるんだって。

でも、もしそれが巨大血小板症という体質だっただけなら、本当は治療なんていらなかったのに、体に負担をかけてしまうことになっちゃうんだよね。これって、ちょっともったいないし、こわいことよね。

だからこそ大事なのが、ちゃんと見分けるってことなの。

どうやって見分けるのかっていうとね、血液をガラスのうえに薄くのばして、顕微鏡でじっくり観察する血液塗抹(けつえきとまつ)っていう方法があるの。これを使うと、血小板のサイズや形が見えるから、あっ、この子の血小板、大きいのがいっぱいあるって気づけるのよ。

しかもね、巨大血小板症の子たちって、出血の症状がぜんぜんないことが多いの。だから血小板は少ないけど、どこも出血してないし元気ってときは、慌てずに、この子、キャバリアです。体質の可能性ありますか?って聞いてみるといいのよ。

ルナちゃんも言ってたわ。大切なのは、すぐ薬を飲むことじゃなくて、本当に必要かちゃんと考えることよって。さすがルナちゃん、落ち着いてるのよね。たまにそっけないけど。

もちろん、すべての血小板の少なさがこの体質ってわけじゃないの。病気の場合もあるし、なにか別の原因で減ってることもあるから、ただの体質って決めつけるのも危険。

だからこそ、他の病気とどう違うかとか、出血の症状があるかとか、血液の形はどうかとか、そういういろんなことを、ちゃんと調べてから判断するのがすごく大切なのよ。

病気じゃないのに薬を飲むのもこわいし、逆に本当の病気を見逃すのもこわいよね。だからその真ん中で、落ち着いて判断するのが、私たちキャバリアにとっても、あなたのお友達にとっても、とても大事なことだと思うの。

それにね、この体質って、遺伝子の検査でもわかる場合があるんですって。ちょっと費用はかかるみたいだけど、将来に安心を持っておくために、調べてもらう子もいるらしいのよ。

さて、次はあなたのお友達にもあるかもしれない、知っておくだけで安心なキャバリア情報をお話をしてみるね。血液検査でびっくりしないために、今からできる準備のこと、話してみようかな。

あなたのお友達にもあるかも?知っておくだけで安心なキャバリア情報

巨大血小板症って聞くと、ちょっと難しそうに思えるかもしれないけど、実はね、知っておくだけで安心できるお話なの。

お散歩で出会ったあのキャバリアのお友達も、最初は血小板が少ないですって言われて、ママさんがすごく心配してたんだって。でもお医者さんが、これはキャバリアに多い体質ですよって説明してくれて、安心して帰れたって言ってたんだ。

そうなのよ、この体質って、ちゃんと知ってさえいれば、あわてなくていいものなの。

でも逆にね、知らないとびっくりしちゃうのよね。出血しちゃうかもとか、薬が必要なの?とかってすぐに思っちゃうもの。それで本当は治療がいらないのに、薬を飲んだり、入院したり、ってことになると、それはちょっと悲しいわよね。

だから、キャバリアと暮らしてるあなたには、ぜひ巨大血小板症っていう言葉だけでも覚えておいてほしいんだ。血液検査の結果で、血小板が少なめですねって言われたら、すぐに不安になる前に、こう言ってみて。

うちの子、キャバリアなんですけど、巨大血小板症の可能性ってありますか?

たったそれだけのひとことが、お友達の安心にもつながるのよ。それにね、キャバリアの中でも、この体質を持っていても一生元気に過ごす子がたくさんいるの。本当に出血するような子はまれで、ふつうにごはんを食べて、お散歩して、のんびりお昼寝してって、そんな暮らしをしてるのよ。

だから、血小板が少ないって言われても、すぐにこわがらないでね。でも、まったく気にしないのもだめ。大事なのは、何が原因なのか、ちゃんと確かめることなんだと思うの。

私たちキャバリアって、穏やかで、甘えん坊で、ちょっとだけ繊細なところがあるけど、それでもね、病気とうまく付き合う力だって持ってるんだから。

あなたのお友達がこの体質を持っていたとしても、それはキャバリアらしさのひとつなんだよね。このことをちゃんと知っていれば、大丈夫。そして、あなたがちゃんと知っていてくれるなら、きっとお友達も安心していられると思うの。

まとめ

ここまでいろいろとお話ししてきたけど、お散歩で聞いた話から、ちょっとだけ勉強してみた巨大血小板症ってどうだったかな。

私には関係ないことだったけど、でも、あなたのお友達には関係あるかもしれないでしょ?だから、こうしてお話ししてみたの。

知らないと不安になるけど、知っていれば、落ち着いて向き合えることってあるよね。私たちキャバリアって、そういうちょっと不思議ならしさも持ってるんだなって、ちょっと誇らしい気持ちになったの。

あなたと、あなたのお友達が、これからも元気に暮らせますように。じゃ、またね。

リアより

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