蝉の声に負けない!心臓病キャバリアの夏の過ごし方

シニア犬の日常

「ミーンミンミンミン……」

朝から蝉さんたち、元気すぎじゃない?

あたし、キャバリアのリア。14歳の女の子。心臓がちょっと弱くて、毎日お薬を飲みながら暮らしてるの。この時期になると、いつもの朝んぽもちょっとしんどいのよね。暑さでドキドキが加速しちゃうから、パパもママも心配顔。

でもね、今年の夏も、あたしは「ぼちぼち元気」に過ごすつもりなの。
だって、まだまだ美味しいごはんも食べたいし、パパと涼しいお部屋でぴったりくっついて昼寝するのも楽しみ♪

そんなわけで今日は、心臓病キャバリア女子高生(気分はJK)・リアが、
蝉の声にも負けない!夏の過ごし方をご紹介しちゃうよ。

「うちの子も夏バテ気味かも…」
「心臓病があるけど、どうサポートしたらいいのかな?」

そんなお友達たちのヒントになれたら嬉しいな。

心臓病のシニア犬キャバリアの夏ってちょっと不安

最近、朝から暑い日が続くよね。パパは「今日も猛暑日か~」って言いながら、あたしのお水を冷蔵庫から出したり、エアコンのスイッチを入れたり、いろいろと忙しそう。

実は、夏ってあたしにとってはちょっと怖い季節なの。どうしてかっていうと、14歳、心臓に持病アリ(僧帽弁閉鎖不全症っていうんだって)。気温も湿度も高くなると、すぐにハアハアしちゃうし、ドキドキも早くなっちゃうの。

わたしみたいに心臓病を抱えた子たちって、実は夏がすごく苦手。特に「僧帽弁閉鎖不全症」は、心臓の弁がちゃんと閉まらなくなっちゃって、血液が逆流しちゃう病気だからね。

これ、何が困るって「負担がかかるとすぐに息苦しくなっちゃう」ってことなんだ。お散歩中に急に呼吸が荒くなったり、食欲が落ちたりして、最悪の場合は倒れちゃうこともあるんだよ。

あたしもね、昨年の春頃にちょっと危ない感じになったの。そのときは、パパが抱っこして急いで病院に連れて行ってくれたの。

その日から、おうちの中での過ごし方とか、スケジュールがガラッと変わったんだ。クーラーは「ちょっと寒いかも?」くらいにしておかないと安心できないし、お散歩も朝5時と夜8時以降って決めてるの。

でもね、これってきっと、わたしだけじゃないよね?

あたしのブログを読んでくれてるワンコのパパさんママさんたちも、「うちの子、最近よくハアハアしてるな…」とか、「暑さに弱くなったな…年齢のせいかな?」とか、いろんなことを考えながら過ごしてるんじゃないかな。

特に、心臓に持病がある子の夏って、ほんとに神経使うんだよね。

  • クーラーをどれくらい効かせるべき?
  • 冷えすぎもダメだし、暑すぎもNGってどうしたら?
  • お散歩、もう無理?でも動かないと筋力落ちちゃう
  • お水、ちゃんと飲んでる?食欲落ちてない?
  • お薬、飲み忘れてないかな…体調に変化ないかな…

って、心配が尽きないよね。

パパもね、たまにお仕事中にスマホでペットカメラをのぞいてるみたい。「リア、大丈夫かな?寝てるかな?」って。

そんな姿を見ると、ちょっと嬉しいけど、「ちゃんと安心して夏を過ごせるようにしなくちゃ」って、あたし自身もちょっと思うの。

あたしはラッキーなことに、家族みんなが気を配ってくれるから、この猛暑もなんとか乗り越えられてるんだけど、世の中にはいろんな環境の子たちがいるよね。

そして、飼い主さんたちもみんな「正解が分からないまま手探り」ってことが多いんじゃないかな。

そんな飼い主さんたちに、あたしの経験が少しでも役に立てばいいなって思って、
今回この記事を書いてるの。

心臓病のある子と夏を過ごすって、「当たり前のことが、すごく特別になる季節」でもあるんだよ。

朝起きて、「今日も元気に起きてくれた!」ってホッとしたり、一緒にお昼寝してるときに、リズムよく寝息が聞こえるだけで嬉しかったり。

そういう小さな安心を、ひとつずつ積み重ねていくのが、心臓病キャバリアと暮らす夏なんだなって、あたしは思ってる。

リア流、夏に負けない夏の過ごし方

ほんとに夏って体力いるよね。とくに、心臓がちょっと弱いシニア女子には特にしんどい季節。でも、わたしね、そんな夏でも元気に過ごす工夫をいっぱいしてるの!

今日はその中から、心臓病を抱えたわたしが実際にやってることをい~っぱい教えちゃうね。もちろん、ちゃんとパパとママが獣医さんと相談しながらやってる方法ばかりだから、安心してね。

室温と湿度、ここだけは譲れない!

わたしね、おうちの中ではとにかく涼しくて快適なのが一番大事!暑いとハアハアして、心臓がドキドキしちゃうから、パパが毎朝エアコンと除湿機のスイッチ入れてくれるの。

うちでは、室温は24~26℃、湿度は50~60%くらいがベストって決めてるよ。クーラーだけじゃなくて、サーキュレーターも使って、空気をぐるぐる回してくれてるの。これが気持ちいいのよ~。

それから、冷たいタオルを敷いたベッドとか、保冷ジェルマットもお気に入り。お昼寝のときにピタッと冷たいと、すぐウトウトしちゃうんだよ。

お散歩は、日の出と星空の時間

「リア~、お散歩行く?」ってパパに声かけられるの、実は朝の5時!みんなまだ寝てる時間だけど、この時間が一番涼しくて安全なの。

夕方は、お日さまが沈んでアスファルトが冷えた20時以降に行くのがルール。熱い地面って足の裏がやけどしちゃうし、わたしみたいに心臓が弱い子にはキケンだからね。

それとね、地面のチェックっていうのもパパがやってくれるの。手で触って熱いなって思ったら、歩いてのお散歩は中止!その代わり、抱っこしてお外の空気だけ吸ったり、公園の草の上を歩いたりするの。芝生って冷たくて気持ちいいんだ~♪

ごはんとお水、大事なのは「おいしく水分とること」

夏になるとね、ちょっと食欲が落ちたりするの。でも、お薬飲まないといけないし、ちゃんと栄養も摂らないと体力落ちちゃうでしょ?

そこでママが工夫してくれたのが、ぬるま湯スープごはん!ドライフードをふやかして、ちょっとお出汁の香りつけたりして、スープっぽくするの。これがまた美味しいんだ~。

お水は、こまめに交換して冷たくしてもらってるよ。冷蔵庫の氷をちょっぴり入れてくれたり、冷えた陶器の器を使ってくれるのも嬉しい!

あとね、おやつ代わりにすいかの薄切りとか、わんこ用ゼリーもオススメ。水分もとれるし、食べるの楽しいの!

お薬は絶対に忘れちゃダメなやつだよね

わたし、今は心臓のお薬を毎日朝晩の2回飲んでるよ。利尿剤と合わせて合計6種類の錠剤を、ちゃんと時間決めて飲んでるの。

パパとママが、お薬カレンダーでチェックしてくれるし、「はい、リアちゃん、飲むよ~」って、好きなおやつで包んでくれるから、わたしもニコニコ。

それとね、毎日寝る前にパパが呼吸数チェックしてくれてるの。わたしがベッドでスヤスヤ寝てるときに、お腹の動きを数えるんだって。1分間で40回超えてたら、すぐ病に連絡するって決めてるみたい。

お昼寝タイムも、心臓にやさしく

夏は、体力を消耗しないことが本当に大事。だから、お昼寝の時間もとっても大切なんだよ。

お昼ごはんのあとに、パパと一緒にソファでゴロンってして、エアコンの効いた部屋でゆったり寝るのが一番の幸せ。呼吸も落ち着くし、寝てる間に心臓も休めるから、「静かな時間」って本当に大切なんだよね。

ね、けっこういっぱい工夫してるでしょ?でもね、全部、無理しないでできることからコツコツやっていこうって考えたら、自然と習慣になっていったんだ。

この方法が、あなたとあなたの大切なお友達にとっても、ちょっとでもヒントになったら嬉しいな。

今日からできるリアからのメッセージ

ここまで読んでくれてありがとう。心臓にちょっと不安があるわたしにとって、夏はほんとに気をつけることがたくさんあるんだけど、「ちょっとした工夫」と「家族のやさしさ」があれば、意外と楽しく過ごせるってこと、伝わったかな?

今回はそんなリア流の夏ケアを紹介したけど、もしもうちの子も気をつけたいけど、何から始めればいいの?って思ったら、まずはこの3つだけでも意識してみてほしいな。

まずはね、暑いってかんじるときは危ないんだって思っておくことかな。

夏ってね、ほんの数分のお散歩でも熱中症になっちゃうことがあるんだよ。わたしたちワンコは汗がかけないし、たくさんの毛にも覆われているから、気温と湿度のダメージをダイレクトに受けちゃうの。

だから、もしもね、あなたが今日は暑いな~って感じたら、私たちはにはもっと暑いんだよねって思ってほしいな。エアコンの設定、クールマットの設置、冷たい飲み水の準備、どれもわたしたちの命を守る行動なの。

それからね、いつも通り同じことじゃなくていいんだよ。

「いつもはこの時間に散歩してたから」とか、「これくらいは歩けてたのに」って思っちゃうこと、あるよね?でもね、わたしたちの体は日々ちょっとずつ変化してるから、無理しない、比べないっていうのがとっても大切なんだよ。

わたしも去年よりは歩く距離が減ったけど、それでもパパと一緒に外の空気を吸ったり、日陰でのんびり過ごしたりする時間が、今はすっごく心地いいの。だから、変わったことを責めるんじゃなくて、そのときに合わせたリズムを作ってあげてほしいんだ。

それからね、元気そうだとおもっても油断しないことが大切だと思う。

「うちの子、まだまだ元気だよ!」って思えること、すごく素敵!でもね、心臓病って見た目じゃ分かりにくいことが多いんだよ。

わたしも、ニコニコしながらお散歩してても、実はちょっとドキドキが速くなってたり、お薬を1回忘れただけで、夜に咳が出たりするの。

だから、呼吸の数・咳・食欲・歩き方とかね、ちょっとした変化を見逃さないようにしてくれたら嬉しいな。不安なときは、遠慮せずにすぐ獣医さんに相談するのが大切だと思うんだ。

夏はね、正直いうとちょっと苦手。

でも、パパやママの優しさと工夫で、今年もこうして元気に過ごせてるよ。大切なのは、無理させないこと、気づいてあげること、そしてちゃんと見ていてあげるってことかな。

読んでくれたあなたのお友達がこの夏を少しでも快適に、そして笑顔で過ごせますように祈ってる。わたしも、遠くから応援してるからね!

蝉の声がにぎやかでも、暑くても、この夏も一緒に、ぼちぼち、のんびり、元気にいけたらいいよね。

リアより

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