こんにちは。というか、はじめまして、かな。
リアって言います。キャバリアっていう犬種の女の子。お顔がちょっと童顔ってよく言われるけど、実は…14歳。そう、人間で言うと…何歳くらいだろ?たぶん、けっこうおばあちゃん。でも、気持ちはまだまだ若いの。だから、年齢のことはあんまり深くツッコまないでね。
今日は、「リアってどんな子なの?」ってことを、少しずつお話ししてみようと思うよ。
このブログでは、わたしの毎日のこと、ちょっとした気づき、家族とのこと、そして年を重ねて見える景色のことなんかを、気ままにしゃべっていくから、よかったらのんびり付き合ってくれると嬉しいな。
わたしのこと、ちょっとだけさかのぼって話すとね…
わたしがこのおうちに来たのは、まだ赤ちゃんだった頃。あれは確か、家の中がすごくにぎやかだったなあ。ちっちゃい人間の子どもたちがキャーキャー言ってて、最初はびっくりしたけど、そのうち「ここがうちだな」って思えたんだよね。
それからは、毎日があっという間。
追いかけっこして、ごはん食べて、ちょっといたずらして、家族に抱っこされて、時々怒られて――。
気づけば、わたし、14歳。いま思えば、いろんなことあったなあって、ちょっとしんみりしたりもするけど…でもね、今もこうしてそばにいてくれる人たちがいるって、すごく幸せなことだなって思ってる。
朝のルーティン、わたし流
朝はね、だいたい家族よりちょっと早く目が覚めるの。
なんか、年のせいかなあ。若いときは二度寝三度寝してたのに、最近はおひさまの気配とか、ちょっとした物音でパチって目が覚めちゃうんだよね。
で、わたし、そ〜っとベッドから降りて、台所のほうに向かうわけ。
まだ誰もいないリビングって、ちょっと不思議な感じ。でも、匂いは残ってるの。昨日の夜のごはんとか、誰かがこっそり食べてたアイスの匂いとか。ふふ、わたしには全部バレてるんだよ?
しばらくしたら、だれか一人ずつ起きてきて「リア、おはよー」って頭をなでてくれる。
これがね、朝の中でいちばん好きな瞬間かもしれない。
ごはんとおやつのこと、ちょっと熱く語ってもいい?
ごはんの話をすると、ちょっとテンション上がっちゃうけど…いいよね?
子犬のころからずっと食べてきたごはん。最近は、わたしの身体のことを考えて、やわらかくて消化のいいのに変えてもらったの。でもね、「ちょっと風味が薄いなあ…」って時があるんだよ。で、わたし、そういうときは目で訴える作戦を使うの。じーっとママを見つめるの。たまに「トッピングしてあげよっか」って言ってくれるの、えへへ、勝利!
あとさ、たまにしか出ない「ごほうびジャーキー」。あれ、ずるいよね。だって、あんなにおいしいのに「今日はないよ」って言われると、ほんとショックなの。
でも、もらえた日はその日の散歩、めちゃくちゃ張り切っちゃう。
食べものって、ほんとに幸せだよね。おいしいもの食べてるときって、年のことも忘れちゃうくらい。
家族とのこと、いちばん話したいかも
わたしにとって、家族って“空気みたいな存在”なの。いて当たり前で、でも、そばにいてくれると安心できる。そんな感じ。
ママは、わたしの表情とか体調の変化に一番早く気づいてくれる人。ちょっと食欲が落ちた日なんかは、すぐに「リア、元気ない?」って声をかけてくれる。なんかもう、そういうのって言葉じゃなくて伝わるんだよね。
パパは…えっと、正直いうとちょっと大ざっぱ。でも、それがまた好き。パパの膝に乗ると落ち着くの。たぶん骨太だから…かな?(ふふ)
そして、子どもたち。小さい頃から一緒に育ってきたから、ほんと兄妹みたいな感じ。最近はあんまり遊んでくれない日もあるけど、ふとしたときに頭をポンってしてくれると、それだけで心がふわっとするんだ。
あたりまえの毎日って、本当はすごくありがたいんだなって、年をとってから気づいたよ。
年をとってわかったこと。寂しさも、愛しさも。
14歳ってね、すごく不思議な年齢。
身体のどこかがちょっとずつ「がんばってる」感じがしてくるんだ。足がふらついたり、階段の上り下りに「よいしょ」って言いたくなったり。
でもね、そんなわたしを見て、家族がいろいろ考えてくれるの。フローリングに滑り止めのマットを敷いてくれたり、ごはんの器を少し高くしてくれたり。
そういうやさしさに包まれてると、「ああ、年をとるのも悪くないな」って思えるんだよね。
それに、年を重ねた分だけ、見える景色も変わってきた。
前はただ通りすぎてた風景の中にも、「あ、あの木、去年とちょっと違う」って気づいたりする。そういうのがちょっと楽しかったりするんだ。
「寂しさ」と「愛しさ」って、実はすごく近いところにあるのかもしれない。
そんなことを最近、よく思うんだよ。
最後にひとこと、今日も元気でいてくれてありがとう
ここまで読んでくれて、ありがとう。
わたしは毎日、たぶんすごく平凡で、なんてことない時間を過ごしてる。でも、それが一番幸せだって思ってるの。
家族と過ごす何気ない時間。
おひさまの光、風の匂い、遠くで聞こえる子どもたちの笑い声。
それがあるだけで、わたしは今日も「生きてる」って感じられる。
そしてね、どこかで同じように、年を重ねたわんこと暮らしてる人が、
このブログを読んでくれてたら――
その人にも、同じくらいの「ぬくもり」が届くといいなって、思ってる。
これからも、たま〜に更新していくから、よかったらまた来てね。
じゃあ、今日はこのへんで。またね!
リアより
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