こんにちはっ!キャバリアのリアだよ。
え、もう知ってるって?ありがと♡ 今日はね、わたしのこと、ちょっとだけまじめにお話ししようと思ってるの。ちょっとだけよ?ほんのちょっとだけ。
あのね、わたし、いま14歳。人間で言うと…えっと、80歳くらいになるのかな。でもね、自分ではそんなふうに思ってないの!まだまだ気持ちはピチピチの女子高生(ってやつ?)なの。
家族のみんなが「もうおばあちゃんやね〜」とか「寝てばっかやな〜」って言うけど、ちがうのっ!ただ、休憩時間が長くなっただけなんだよっ♪
でね、暑い季節はリアにとってのごほうびタイムなんだ〜!最近はね、夏本番ってかんじで、すっごく暑いでしょ?わたしはクールマットの上にぺた〜んってなって、扇風機の風を独り占めして寝るのがいっちばんの幸せなの♡
え?贅沢?いえいえ、これはリアの大人のたしなみってやつです(笑)それにね、冬はちゃんとキティちゃんのぬいぐるみの上で寝てるの。ふわふわでね〜、キティちゃんの耳のとこがちょうどいい高さで、枕にピッタリなの。寝心地最高!
それからね、最近は歩くの、ちょっとしんどいけど、それでも…ね?実は歩いていると時々、ちょっとだけふらつくの。足も昔ほどシャキーンとはしてない。でも…外に出るとやっぱり気持ちよくて。パパと一緒にちょこっと歩いたりするのは、いまでもだいすき♡でも、すぐに疲れちゃってね…
「パパ〜〜〜💦だっこ〜〜〜っ!」ってなる(笑)そしたらパパ、ちゃんとわたしの気持ちに気づいてくれて、ギュッて抱っこしてくれるの。わたし、それがたまらなくうれしいの。
歩けないときがあることも、しんどいときがあることも、ちょっぴりくやしいけど、でもね、「そんなわたしのことを、ちゃんとわかってくれる人がいる」ってだけで、毎日がごきげん♪
だから、言いたいの。「シニア犬」ってさ…、「かわいそう」って言葉で片付けられがちなんだけどね、それってちょっとちがうんだよ。わたしたち、お年を召したわんこにもね、その子なりのリズムと幸せがあるの。それをそばで感じてくれて、受け入れてくれる家族がいたら、それだけでいいんだ〜。
心臓がね、ちょっと頑張り屋さんすぎるだけなんだ〜
わたしね、去年の春くらいから、僧帽弁閉鎖不全症っていう心臓の病気になっちゃったの。名前、ながっ(笑)。この病気、簡単に言うと、心臓が「パカッ」ってひらいたままちゃんと閉まらなくなって、血がうまく回らなくなっちゃう病気なんだって。
パパもママも、病院の帰り、ちょっと泣きそうな顔してたの覚えてるよ。お姉ちゃんもお兄ちゃんも「手術できへんの?」って言ってた。
でもね、先生が言ったの。「手術はできるけど、成功率は高くないし、失敗したら命に関わる」って。…それを聞いたときのパパの顔、今でも覚えてる。ママもすっごく悩んでた。
だから、手術はしないでお薬で治療していこうってことになったんだ。そして、お薬で治療することになったんだけど、このお薬ね。リア的には、けっこう大変です(笑)
ほんとはね、わたし、お薬ってにがて。すーぐバレちゃうの(笑)「ん?なんかごはんの味ちがうくない?」って気づくと、横にぺっ!てよけちゃうし、うっかり食べたと思っても「ん?なんか変…」って気づいて、あとでゲホってしちゃうこともあるんだよね。
でもね、パパがすっごく上手で。ジャーキーの中にお薬隠してくれたり、ボーロの山に仕込んでくれたり、たまにお姉ちゃんが「ほらリア、スペシャルおやつだよ〜♡」って演技派モードでくれるから、ついつい食べちゃうんだ(笑)
ばれないように頑張ってくれてるの、ちゃーんとわかってるんだよ。ほんとはね、わたしも「ありがとう」って伝えたいんだよ。
それからね、「最近、よく寝るね〜」って言われるけど、それだけじゃないの。最近、ほんっとに眠くなるの。びっくりするくらい。朝ごはんの時間になっても起きられないときがあるし、夕方もごはんの時間になってやっと目が覚めることもあるの。
でもね、起きたときに「おはよう〜」って声かけてくれる家族の声が、いちばん元気のもとなんだ。
それと…、たまにだけど、食べたこと忘れて、パパのごはんをねだっちゃうこともあるの(笑)
でも、パパは怒らないの。ニヤッとして「さっき食べたやん」って言いながら、たまにボーロくれるの。それが嬉しくて、わたし、毎回おねだりしてるのかもしれない(笑)
こんな生活だからしんどいときもあるんだ。でもね、「幸せ」は毎日あるの。歩けない日もあるし、心臓がバクバクしてつらいときもある。でも、そっと寄ってきてくれて、頭なでてくれるだけで、もう大丈夫。
わたし、思うの。「シニア犬って、確かに手がかかるかもしれないけど、そのぶん、幸せも濃いんだよ」って。
リアが毎日ごきげんなのは気持ちをわかってくれてるから
わたし、最近よく寝ちゃうし、ちょっと歩いただけで疲れちゃう。ごはんも、朝は食べない日があったりするし、トイレも失敗しちゃうことがある。
でもね、誰も怒らないの。誰もイヤな顔しないの。パパはね、おしっこ片付けながら「リア、今日も元気やな〜(笑)」って言ってくれるし、ママは病院の帰りに「お利口さんやったね、今日もがんばったね」って頭をなでてくれる。
お兄ちゃんとお姉ちゃんは、たまにソファで一緒にゴロゴロしてくれるんだけど、わたしがくっついたら、そのままそっと毛布かけてくれるの。
わたしってね、「言葉」はしゃべれないけど、「気持ち」はちゃんとあるんだよ。
たとえばね、ちょっと寂しくなったとき。人がいるのに自分だけ寝てるとき。誰かの足音が近づいてきたとき。そんなとき、わたし、ちょっとだけ甘えた声出してみるの。「ん〜…ぅうんっ」って。
そしたらね、パパがすぐに「どうした?」って近づいてくれる。「お水?おやつ?なでてほしいん?」って、ぜ〜んぶわかろうとしてくれる。…これって、すごくない?
だって、人間でも人の気持ちわかんないことあるって聞いたけど、うちの家族、わたしの気持ち、だいたい当ててくるんやもん(笑)だからね、リアはね、家族に囲まれて生きてるって実感してるの。
お薬があって、病気もあって、体力もなくなってきてるけど、それでもリアは毎日がしあわせ!って言いきれるんだ〜。その理由はただひとつ。
「わたしを老犬じゃなくて、家族の一員としてちゃんと見てくれてる」から。
病気だからって、過剰に心配されるわけじゃないし、できないことを責められることもない。わたしが「できること」を大切にしてくれてるの。
それからね、おやつの時間も、甘える時間も、わたしにとっては家族の会話なんだ〜。最近、パパがくれるボーロがほんとに嬉しくて、ついつい2回も3回もおねだりしちゃう(笑)でもね、それってわたしにとっては「今日も元気だよ」っていうサインなの。
お姉ちゃんが膝に乗せてくれるとき、「リア〜、毛が顔に入る〜」って言いながら笑ってるの。その笑顔がね、わたしのごほうびなんだ。だから、わたしは毎日「生きてるって、いいなぁ」って思ってる。
昔みたいに走れないし、おもちゃをくわえてブンブン振り回すこともできないけど、家族と一緒にいるだけで、わたしの心は、ずーっと走り回ってるよ。シニア犬って、できることが減るぶん、心が動く瞬間が増える気がするんだよね。これ、ほんとにそう思うの。
今日という一日が、いちばん楽しいって、わたし知ってるんだ
わたし、もう14歳。ごはんのとき以外は、ほとんど寝てる。歩くのも、すぐ疲れちゃうし、昔みたいに走り回るなんて…もう夢のまた夢。
でもね、そんないまがいっちばん幸せ。なんでかって?それはね、「今日が終わっても、明日もまた、家族と一緒にいたい」って思えてるから。
「もうおばあちゃんやね」って言われるけど…それって悪いことじゃないよ。たしかに、年をとったらできなくなることもあるし、病気になることもあるし、介護って言葉も近づいてくるよね。そんな現実もあることは知ってる。
でもね、それと同時に、優しさも増えるの。思いやりも増えるの。人間って不思議だよね。ちょっと弱くなっただけで、すっごく大事にしてくれるんだもん(笑)。
「いま」を見て、「いま」を感じて、「いま」を一緒にいてほしいんだ。もし、いまあなたのそばに、わたしみたいなちょっと年とったわんこがいるなら、お願いがあるの。
「できなくなったこと」じゃなくて、「まだできること」を見てあげてほしいんだ。「昔みたいに遊べない」って思うんじゃなくて、「いまも隣にいる」ことを喜んであげるといいと思う。「あと何年…」って不安になるんじゃなくて、「今日も一緒にいたね」って笑ってあげたらきっと素敵な時間を過ごせるはずなんだ。
わたしね、「生きるって、こんなにあったかいんだなぁ」って、毎日感じてるんだ。だから、まだまだみんなと一緒にいたいよ。明日も、明後日も、来年の今ごろも。できればずーっと、みんなと一緒にいたい。
わたし、今日もちゃんとお薬飲んだし、ごはんも食べたし、おしっこもしたし、お昼寝もしたし、お姉ちゃんにもくっついたし。だからきっと、明日もまた、同じように楽しい日になると思うんだ。
キャバリアって、ほんとうに人が大好きな犬種なんだって。わたしもね、人がそばにいてくれるだけで、うれしくて仕方ないって毎日思ってるよ。
「シニア犬」っていう言葉に、ネガティブなイメージを持ってるかもしれないけれど、わたしのこのきもちが、すこしでも伝わって心をゆるめてくれたらうれしいな。
また、リアのこと聞きに来てね♡。次は、わたしの「キティちゃん枕愛」について熱く語るかも〜!?(笑)
ばいばーいっ!
またねっ!
リアより。
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