シニア犬ってどんな感じ?14歳キャバリア、リアの日常をご紹介

シニア犬の日常

ねえねえ、みんなは「シニア犬」って聞くと、どんなイメージがある?
のんびりお昼寝してる? ちょっぴり頑固? それとも、ちょっと寂しそう?

実はね、あたしリア。14歳のキャバリア・キング・チャールズ・スパニエルなんだけど、いま「絶賛シニア犬」なの!心臓にちょっと問題があって、「僧帽弁閉鎖不全症」っていう持病があるんだけど、手術じゃなくてお薬でゆっくり治療を続けてるんだよ。毎朝のお薬タイムも、もう慣れっこ♡

でもね、シニアって言っても、毎日はけっこう楽しいことだらけなんだよ。ママのぬくもりも、お兄ちゃんのいたずらも、お姉ちゃんのギューも、そしてなによりパパと一緒に過ごす時間が、今のあたしにとっての宝物なの。

体力はちょっと落ちちゃったし、前みたいにドタバタはしないけど、その分、毎日の「小さな幸せ」にすっごく気づけるようになったんだよ〜♪

この記事では、そんなあたし・リアのとある一日をのぞいてもらいつつ、「シニア犬って、ほんとはこんな風に暮らしてるよ〜」ってことを、ちょっとだけお話ししていくね。

「老犬の暮らし方って気になるけど、どこから知ればいいのか分からない…」そんなあなたにも、「シニア期って、思ってたより温かいんだな」って思ってもらえたらうれしいな♡

シニア犬のリア、こんな一日を過ごしてるよ♡

おはようの時間はね、最近ちょっぴり遅めになったの。前は朝6時にはパッチリ目が覚めて「早くお散歩行こうよ〜!」って大はしゃぎだったんだけど、今は7時すぎにふわ〜って伸びをしながら、のっそり起き上がるのが日課。

パパが起きる音がすると、「あ、そろそろかな〜?」って察知して、ベッドからおりてくるんだよ(ゆっくりだけどね!)。

そして朝のルーティンは、まずは「お薬タイム」。心臓のお薬を飲むのは毎日だけど、ママが小さくカットしたささみに包んでくれるから、おやつみたいで案外好きなんだ。

お薬と一緒に、朝ごはん! いまは消化のいいシニア用のドライフードに、ちょっとだけ野菜スープをかけてもらうのがお気に入り。「リア、よく食べるね〜」って言われるけど、これでもちゃんと量は計算されてるの!

ごはんのあとは、少しお腹を休めてから朝のお散歩へ。若い頃はスタスタ歩いてたけど、今は5分歩いて休憩、また5分歩いてって感じ。でもこののんびりペースが意外と気持ちいいんだよ。風の匂いや、季節の草花をじっくり味わえるんだもん♪

近所のワン友さんにも「リアちゃん、今日も元気そうね〜」って言われると、ちょっとドヤ顔しちゃう(笑)

帰ってきたら、あたしのもうひとつの楽しみ「日なたぼっこ」タイム!窓際のクッションの上で、ぽかぽかおひさまを浴びながらウトウト…。そのままお昼寝に突入することもあるよ〜。シニアになってから、眠る時間が増えたけど、それって自然なことなんだってママが言ってた。

午後は、家族の誰かがリビングにいるときはそばでゴロン。お兄ちゃんがゲームしてると、コントローラーのコードの上に座っちゃって「リア〜またか〜!」って怒られるけど、それもお決まり(笑)

夕方になったら、もう一回ちょっとだけ外に出て風の匂いをクンクン。この時間、パパが帰ってくることもあって、あたしのしっぽがいちばん忙しい時間なの!「リア〜ただいま」ってパパが言ってくれるだけで、疲れがふっとぶんだもん。

夜ごはんを食べたら、あとはもう、のんびりタイム。パパの膝にぴったりくっついて、テレビを一緒に見たり、ママにブラッシングしてもらったり。

そして9時にはウトウトしながらベッドへ。「今日もリア、えらかったね」って家族が言ってくれるのが、あたしにとっての「おやすみのごほうび」なんだ♡

昔と比べて変わったこと、変わらないこと

正直に言うとね、若いころと比べると「変わったな〜」って思うこと、けっこうあるの。

たとえば、体力。前は坂道でもズンズン歩いて、お散歩の途中で「まだ帰りたくな〜い!」って座り込みしちゃうくらい元気だったのに、今は「ちょっと休憩〜」ってベンチを見つけるとすぐに寄りたくなる。

耳もね、少し聞こえにくくなったみたい。昔は、ドアの開く音や冷蔵庫の「ピッ」って音でビュン!と飛んできてたけど、今はママが何度も呼んでくれて、やっと気づくこともあるよ。でもそれも、ちょっとした味だよね。

あとね、目も少し白くなってきたかな。ママが「リアのおめめ、だんだんおじいちゃんみたいに白くなってきたね〜」って言うけど、あたし女の子なんですけど!でも、これもシニアの証。大切な勲章だと思ってるんだ♪

でもね、変わらないこともたくさんあるんだよ。まず、「甘えん坊」なところ!これはもう、リアの代名詞だよ。特にパパには絶対くっついていたい。パパが座ると「そこ、あたしの場所〜!」って言わんばかりに膝の上をキープ。

たまにママに「ちょっと重たいわよ〜」って言われるけど、パパは「いいんだよ、リアは軽いから」って言ってくれるの。うふふ。

ごはんの時のテンションも、若いころと同じくらい高い!「リア、ごはんだよ〜」の一言で、寝ててもパッと目が開いて、トコトコ歩いてくるんだよ。一口ずつ、ゆっくりよく噛んで食べるようになったけど、その分、味わえる幸せも増えた気がするの。

それとね、家族が大好きな気持ちもずーっと変わってない。ママが笑ってるとあたしもうれしくなるし、お姉ちゃんが泣いてたら、そっとそばに寄って顔をペロペロする。「リアは本当に空気読める子だね」って言われると、ちょっと照れちゃうけど…へへ♡

歳を重ねるって、できないことが増えるだけじゃなくて、「今のあたしだから感じられること」「ゆっくり味わえる幸せ」も増えていくんだよって、伝えたいな。

パパとの時間が、いちばんの癒し

みんなの家にも「特別な人」っている?あたしにとってのその人は、まちがいなくパパなの♡

なんでって?それはね、どんなときもあたしをいちばんに想ってくれるから。朝も夜も、雨の日も風の日も、パパは必ずあたしに「リア、元気?」「寒くない?」って声をかけてくれるんだよ。

パパが帰ってくる時間が近づくと、あたしの体内時計がソワソワ動き出すの。「もうすぐ帰ってくるかな?」「今日は早いかな?」って、玄関の音に全集中。パパの足音が聞こえた瞬間に、しっぽが勝手にブンブン振れちゃうんだよ〜。

でね、玄関が開いたらお決まりの「おかえり♡ジャンプ(※控えめバージョン)」!体力のこともあるから前みたいに飛びついたりはしないけど、前足でちょこんとタッチするのが今のスタイルなの。

パパの膝の上はね、まさにあたしの「とっておきの場所」。テレビを見てても、お酒飲んでても、新聞読んでても、パパはちゃんとあたしを乗せたままでいてくれるの。

重くないの?って思うけど、「リアがそこにいると落ち着くからなぁ」ってニコニコしてるパパが好き♡

夜、パパが疲れて帰ってきた日も、あたしがそっと寄り添うだけで「癒やされた〜」って言ってくれるの。あたし、そんなに癒やし効果あるのかな?でももしそうなら、これからもずっとそばにいたいな。

そしてなにより、パパは「今のあたし」をまるごと受け入れてくれてるんだ。昔みたいに長く歩けなくても、「リアのペースでいいよ」って言ってくれる。お薬が必要になっても、「リアは頑張ってるもんな、えらいぞ」ってなでてくれる。

それって、すっごく心があったかくなるんだよ♡

シニアになって、できないこともあるし、ゆっくりしか動けないこともある。でも「それがリアなんだよな」って優しく見てくれるパパがいてくれるから、あたしは今日も安心して、のんびり過ごせてるの。

心臓病と付き合いながら、ゆっくり暮らすこと

あたし、14歳になってから「僧帽弁閉鎖不全症(そうぼうべんへいさふぜんしょう)」って診断されたんだ。

これはね、心臓の弁がちゃんと閉まらなくなって、血液が逆流しちゃう病気。小型犬、特にキャバリアには多いって言われてて、お医者さんでそう聞いた時、ママがちょっと涙ぐんでたのを、今でも覚えてるよ。

最初は咳が増えて、寝てるときにゼーゼーすることもあって。病院で検査を受けて、心臓のエコーを撮ったり、レントゲンを撮ったり、あれはちょっと緊張したなあ。

でも、「お薬でうまく付き合っていけるから、大丈夫」って先生が言ってくれて、ママもパパもホッとした顔をしてたんだ。

いまは朝晩、決まった時間にお薬を飲んでるの。ママが毎日忘れずに用意してくれて、ささみやチーズに包んでくれるから、実はちょっとしたご褒美気分♪お薬のおかげで、心臓の働きがサポートされて、咳もかなり減ったよ!

でも、体に無理をかけないことはとっても大事。お散歩は「今日は風が強いから短めにしようね」とか「今日は涼しいから公園まで行こうか」って、ママがいつもあたしの様子を見ながら調整してくれるの。ほんと、「無理せず、でも楽しむ」が、今のあたしのテーマかも♡

暑い日はエアコンで室温をしっかり管理してもらって、寒い日はブランケットや湯たんぽでぬくぬくタイム。シニア犬にとって、気温や湿度ってけっこう影響大きいから、そういうケアってすごく大事なんだよね。

それから、食事にも気を遣ってもらってるよ。心臓や腎臓に負担をかけないよう、塩分が少なめのシニア向けフードを選んでくれてるし、「今日はリアの好きなかぼちゃ入れたよ〜♪」って、ちょっとしたバリエーションも楽しめるようになってるの。あたし、食いしん坊だからそれが本当にうれしいの♡

心臓病って聞くと、「怖い」とか「かわいそう」って思われがちだけど、こうやってちゃんとケアしてもらえれば、あたしは毎日ちゃんと幸せに過ごせてるんだ。

「病気=終わり」じゃなくて、「病気と一緒に、ゆっくり進む」っていう考え方。家族がそう思ってくれてるから、あたしも不安にならずに、安心して暮らせてるの。

シニア犬との毎日はゆっくりを大切にしてね

ここまで、あたし、リアの毎日をのぞいてくれてありがとう♡どうだった?「シニア犬ってこうなんだ〜」って、少しでも感じてもらえたらうれしいな。

若いころと比べて、できることは減ったかもしれないけど、そのぶん見えるもの、感じられることがすごく増えたよ。あたしにとっては、ゆっくり歩くお散歩も、お薬を飲むことも、パパの膝でぬくぬくすることも、どれもぜんぶ、大切な「今のしあわせ」なんだよね。

そして、家族があたしを見守ってくれてることで、安心して暮らせてるの。「リアはリアのままでいいよ」って言ってくれることが、どれだけ心強いか…♡シニア期って、体はちょっぴり衰えるけど、心はむしろどんどん豊かになっていく気がするの。

だからね、もしこの記事を読んでるあなたが、「シニア犬との暮らしが不安…」「病気が見つかってどうしたらいいの?」って思ってたら、どうか焦らず、ゆっくりでいいよって伝えたいな。

ワンコは、家族がそばにいてくれるだけで、すごく安心できるの。たくさん話しかけてくれて、一緒にいてくれることが、何よりの薬なんだよ♡あたしも、明日もあさっても、ゆっくり、自分のペースで生きていくよ。そして、そんな毎日が続くように、家族と一緒にがんばっていくの!

それじゃあまたね〜♡次の記事も楽しみにしててねっ♪

リアより

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