大きいお兄ちゃんとの再会がくれたぬくもり

シニア犬の日常

昨日ね、大きいお兄ちゃんが東京からまた帰ってきたの。

お兄ちゃんとは、私が息を引き取った日の夜にも会えてたから、そんなに時間はあいてなかったけど、それでも、この短期間にまたこうして帰ってきてくれたことが、私はすっごくうれしかったの。

おうちの玄関が開いたとき、あの足音と空気の感じで、すぐにわかったよ。「あっ、大きいお兄ちゃんが戻ってきた」って。姿が見えなくても、ちゃんと感じ取れたの。ほんの数日ぶりだけど、やっぱり家族の声って、胸にすっと届くよね。

きっと、お兄ちゃんの方も、私のこと感じてくれてたと思うんだ。写真を見てくれたり、ちょっとした時間に思い出してくれたりしてたみたいだった。そういうの、私はちゃんとわかるのよ。だから、また会えたって、私は本当にうれしかったんだよね。

会えたことが何よりの贈りもの

大きいお兄ちゃんがリビングに入ってきたとき、私はそっといつもの場所にいたの。あの場所、私のお気に入りだったんだよね。お兄ちゃんもそれを知ってて、通るたびに目をやってくれてた。

この前会ったばかりなのに、また会えたって思えるって不思議な感じ。でもね、それがすごくうれしかったの。お兄ちゃんの声、姿、空気感、どれも変わってなくて、私はただただ安心してそこにいたよ。

お兄ちゃんはたぶん、何もない空間を見ながら、私のことを想ってくれてた。私のこと、あんなに急に旅立ってしまったから、まだちゃんと気持ちの整理がついてないのかもしれない。でもね、私はちゃんと見てるよ。お兄ちゃんが気づかないところで、そっとそばに寄り添ってるの。

あの日、私が息を引き取ったあと、すぐに戻ってきてくれたお兄ちゃん。その姿を見たとき、私は心の中で、ありがとう、って何度もつぶやいたの。今回は、ほんの短い滞在だったかもしれない。でも、またこうして会いにきてくれたこと自体が、私にとっては何よりの贈りものだったんだ。

あなたのおともだちも、きっと同じ。会えたときの喜びって、時間の長さじゃなくて、すぐにまた来てくれたっていうその気持ちが一番あったかいんだと思うの。だから私は、たとえほんのひとときでも、お兄ちゃんと心がつながったその時間を、大切に抱きしめていたよ。

離れていてもずっと家族

大きいお兄ちゃんは、この連休が終わるころまた東京に戻っていくんだけど、このあとはきっと、お仕事や日々の生活があって、前みたいにしょっちゅう会えるわけじゃないのはわかってる。でも、私は大丈夫。だって、たとえ距離があっても、家族ってちゃんとつながってるものだから。

お兄ちゃんが、ふと私のことを思い出してくれたとき。写真を見たり、誰かに、うちのリアはねって話してくれたりしたとき。私はその瞬間、ちゃんとそばにいるんだよ。そうそう、私、そんなことしてたよねって、一緒に笑ってるつもりなの。

お兄ちゃんが最後に見てくれた私の姿、あれはもう動かなくなっていたかもしれないけれど、心の中には、元気にしっぽを振ってる私がきっと残ってると思うの。それだけで、私は充分うれしい。だって、それが私という存在の“これから”なんだと思うから。

私はもう旅立って、お空の上で暮らしてるけれど、家族という絆はずっと続いていく。離れても、時間がたっても、忘れないでいてくれる限り、私はいつでも帰ってこれるの。だって、私はこのおうちの子で、みんなの家族だから。

だからね、お兄ちゃん。またいつでも帰ってきてね。短くても、忙しくても、それでも、また私に会いに来てくれたってことが、私にとってはとっても大きな意味を持ってるの。おうちの中のぬくもりの中で、私は静かに、でも確かに、笑って待ってるからね。

リアより

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