シニア犬だけど、まだまだ甘えたい!リアのわがまま日記

シニア犬の日常

こんにちは!キャバリアのリアです。

もう14歳のレディだけど、「ねぇ、もっとナデナデして〜」ってパパに甘えるのはやめられないのよね。だって、わたし、ず〜っとパパの赤ちゃんだもん。

この頃はね、ちょっとした段差でよろけたり、お散歩も短めになったりしてるけど、気持ちはまだまだ若いの!甘えたい気持ちも、わがまま言いたい気持ちも、むしろ増してるかも?(えへ♡)

ママには「またワガママ言って〜」って笑われるけど、それって年の功じゃない?好きなものを食べて、好きな場所で寝て、大好きな人のそばにいる。そういう毎日が、シニア犬の幸せのカタチだって、わたしは思うの。

そんなわけで今日は、リアのちょっとワガママで、めっちゃ甘えん坊な日常を大公開しちゃいます。
シニア犬との暮らしにちょっと疲れてるそこのあなたも、「あ、うちだけじゃないんだ〜」ってクスッと笑ってくれたらうれしいな!

これってわがまま?


「リア、ごはんだよ〜」ってママが呼ぶんだけどね、そのときのお皿がちょっとでもいつもと違ったら、わたし、食べないの。だって、あのお皿じゃないと落ち着かないんだもん!ママは「またお皿?」って言うけど、ちゃんと理由があるんだから。

最近のお気に入りは、銀色のステンレスでできたお皿。あれで出してくれないと、なんだか気分がのらないのよね〜。だってさ、ごはんって大事なイベントでしょ?シニアになったら、なおさら心地よさが大事ってわたしは思うの。

それに、朝と夜で気分もちょっと変わるの。朝はさっぱり系の缶詰がいいけど、夜はチキンの煮込みとか、ちょっとしっかり味のあるやつが食べたい。ママが気を利かせていつもと違うフードを出してくれたのに、「うーん、それじゃないんだよねぇ」って顔して食べないと、ママがちょっと困った顔をするの。それがちょっと楽しかったりもする(笑)

お水だってそう。リビング、キッチン、寝室にそれぞれ水飲みがあるけど、どこで飲むかは気分。パパがいるときは、わざわざパパの足元の水皿で飲みたいし、暑い日にはキッチンの冷たい床の上で飲むのが好き。つまり、選べる自由って大事なのよね♪

あとね、寝る場所にもこだわりがあるの。最近はソファの角っこがお気に入りで、そこで丸まって寝るととっても落ち着くの。でも、その場所をお兄ちゃんが使ってたらもう、大変!

ソファの前に立ってじーっと見つめてプレッシャーをかけて、どいてもらうんだ(笑)

お兄ちゃん、最初は笑ってたけど、最近は「はいはい、リア様」ってすぐ譲ってくれるの。えへへ、うちではわたしがボスかも?

「わがままだね〜」って言われることもあるけど、わたし的には必要な主張なんだよね。だって、シニアになるとちょっとした違和感がストレスになったりするし、「こうしてほしい」ってちゃんと伝えることは、生きるチカラだと思うの。

しかも、家族のみんながその主張に応えてくれるのが、なんだかとっても嬉しくて。だからついつい、「今日はどんなふうにお願いしようかな?」って考えちゃうんだよね。

わがままって、ただの気まぐれじゃないんだよ。わたしの中では、毎日を心地よく、安心して過ごすためのこだわりなんだもん。

それをちゃんとわかってくれるパパやママ、そして時々うんざりしながらも譲ってくれるお兄ちゃんとお姉ちゃんがいてくれて、わたし、本当に幸せだな〜って思うの。

さて、お次はわたしの甘えスイッチが全開になる時間帯、「パパとの時間」について語っちゃうよ〜。

パパを独り占めしたいわたしのルール

うちの家族ってね、みんな優しいんだけど、わたしにとっての特別枠はやっぱりパパなの!

わたしが病気になってから、毎日お薬を飲ませてくれるのも、夜眠るまでそばにいてくれるのも、だ〜いたいパパ。だから、パパのことは誰にも渡せないんだよね。

たとえばね、パパがソファに座ると、わたしは即座にパパの横にぴたっとくっついてお尻をちょこん。これはわたしの場所って決まってるの。

ママがそこに座ってたら?もちろんじーっと目で訴えて、「そこ、どいて?」って言うのがリア流。ママ、ちょっと笑いながら譲ってくれるけど、「リア、ずるいよ〜」っていつも言ってる。でもパパは「はいはい、お姫様優先」ってニコニコ。それがルールなの。

パパがスマホを見てるときもね、画面の前にわざと顔を出して、「こっち見て〜」ってアピール。無視されたら、前足でちょんちょんってタップするの。

「撫でていいよ」の合図なんだから、パパもすぐ気づいてくれるんだ。もう通じ合ってる感じ?わたしたち、テレパシーで会話できるんじゃないかな(笑)

夜ももちろん、パパと一緒。ママと寝てた時期もあったんだけど、心臓が悪くなってからはパパがずっと付き添ってくれるようになったの。

安心して眠れるし、夜中に咳き込んだときもすぐにトントンしてくれるから、わたしも不安にならない。

朝、パパが出かける準備を始めたときなんてもう大騒ぎ!

「どこ行くの?置いてかないで!」って、玄関まで追いかけて、お見送りするのが日課。でも、本当はお見送りなんかしたくないの。ずっと一緒にいたいんだから。

でもさ、帰ってきたときのあの瞬間が最高なんだ。玄関の音がしただけで起きちゃうし、パパの靴の音だけで「あ、帰ってきた!」ってわかるの。

ドアが開いたら、ダッシュでお出迎えして、「待ってたよー!」って体全部で甘えるの。パパは「ただいまリア〜」っていつもより優しい声になる。その瞬間が、わたしの1日のごほうびなんだよ。

病気になってから、ほんとにいろんな不安が増えたけど、パパがそばにいてくれるだけで心が落ち着くの。だから、わたしがわがままになるのは、パパと安心してつながっていたいから。

甘えるのも、寄り添うのも、全部、好きっていう気持ちの表現なんだよ。このルール、たぶんこれからも変わらないと思う。わたし、パパがいればそれでいいんだもん。

心臓のこと、ちゃんとわかってるけど甘えるのはやめられない

わたし、もう14歳。キャバリアの女の子としては、なかなかのお年頃だと思うの。でもね、歳をとるっていうことは、体だけじゃなくて、心にもいろんな変化があるんだって、最近気づいたんだよ。

わたしの心臓、ちょっと頑張りすぎちゃってるんだって。病名は「僧帽弁閉鎖不全症」っていうんだって、ママが言ってた。最初は「何それ?おいしいの?」って思ったけど、どうやらそういう問題じゃないみたい。

夜中に咳が出るようになったり、長く歩くとゼーゼーしたり、パパに抱っこされてるときもドキドキが速かったり。小さな体の中で、わたしの心臓がすごく頑張ってるのが、自分でもなんとなくわかるの。

でもね、甘えるのはやめられないの。むしろ、今まで以上に甘えたくなっちゃうんだ。だって、体がつらいときほど、パパやママのぬくもりが安心になるの。お薬を飲むのも、ちょっと苦手だけど、「えらいね〜、がんばったね」って言ってもらえると、心がポカポカになるの。

この前も、夜に急に息がしづらくなっちゃって、パパとママがあわてて病院に連れて行ってくれたの。キャリーの中でドキドキしながら、「だいじょうぶかな…」って不安になったけど、パパがずっと手を入れて撫でてくれててね、その手のぬくもりでちょっと落ち着いたの。

先生は進行はしているけど、今の薬が効いているって言ってたみたい。ママは診察室から出たあと、こっそり涙を拭いてた。わたし、見ちゃったの。でもね、そういうの見ると、「わたし、もっともっと長生きしなきゃ」って思うんだよ。

だから、パパにくっついて甘えてるのは、ただのワガママじゃないの。わたしなりの「ここにいていいんだよね?」って確認なのかもしれない。

眠るときも、パパが隣にいないとちょっと不安になる。心臓の音がドクドクって速くなる気がして、そんなときはパパの手に顔を乗せると、すぅっと落ち着くの。それは、わたしにとってのおまじないみたいなもの。

ママはね、よく「リアは病気のこと、ちゃんとわかってる気がする」って言うの。わたし自身も、「無理しちゃだめ」「疲れすぎたら休もう」って思うようになった。でも、心だけは弱くなりたくない。だから、甘えるの。好きな人に、素直に気持ちを伝えて、ぬくもりをもらう。それが、わたしの元気の源なの。

昔よりわがままが増えたかもって、家族には思われてるかもしれないけど、それって、きっと生きてる証拠だよね?

心臓は弱ってるかもしれないけど、わたしの心は、もっともっと強くなってるよ。大好きな家族に囲まれて、毎日を大切に生きるためにわたし、今日もいっぱい甘えるね。

わがままは愛のかたち。シニア犬の甘えに寄り添う暮らし

わたしね、家族に「わがままリア」って呼ばれてるの。でも、それってちょっと褒め言葉だと思ってるんだ。だって、わがままって、本当に大好きな人にしか見せられない姿でしょ?

お皿のこだわりも、寝る場所の指定も、パパを独占したい気持ちも全部ぜんぶ、「家族が大好きだから」なんだよ。信頼してるからこそ、自分の気持ちを素直に出せる。だって、知らない人の前じゃ、わたしだっていい子でいるもん(笑)

シニア犬になると、少しずつ体が言うことをきかなくなって、世界がちょっとずつ変わっていく。若いころは平気だったことが急に怖くなったり、疲れやすくなったり。でもその分、家族とのつながりをもっと大事に感じるようになるの。

だから、甘えたくなるの。そばにいてほしくなるの。そして、それをちゃんと受け止めてもらえると、「ああ、わたしは愛されてるんだ」って実感できるんだよ。

人間のママやパパだって、仕事や育児、毎日の家事でとっても忙しいよね。そんな中で、わたしのわがままに応えてくれてるのって、すごくありがたいことなんだってわかってる。だけど、シニア犬としてお願いしたいのは、「ほんの少し、立ち止まって、わたしの気持ちに耳を傾けてね」ってこと。

わたしたちシニア犬って、言葉でうまく伝えることはできないけど、目やしぐさ、態度で一生懸命「今こうしてほしい」って伝えてるの。ちょっと面倒なお願いをしたり、気まぐれに動きたくなったり、急に甘えん坊モードになったり、それ全部、あなたの愛に応えてる証なんだよ。

「最近わがままになったなあ」って思ったら、それはきっと、もっと甘えたいサイン。安心したい気持ちのあらわれ。だからこそ、「またか〜」って笑いながらでも、寄り添ってくれたらうれしいな。

わたしの家族は、わがままなわたしをちゃんと受け止めてくれる。だからこそ、安心して毎日を過ごせるし、「もう少しだけ一緒にいたいな」って思えるの。それって、すごくすごく幸せなことだよね。

わたしのわがまま日記は、今日も続いていくよ。これからも、ちょっぴりワガママで、すっごく甘えん坊な14歳のリアを、どうぞよろしくね。

リアより

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